新開発3.0リッターディーゼルでJH25燃費基準クリア! トヨタの小型トラック「ダイナ」1.0トン系が一部改良

新開発3.0リッターディーゼルでJH25燃費基準クリア! トヨタの小型トラック「ダイナ」1.0トン系が一部改良

 トヨタ自動車のキャブオーバー小型トラック「ダイナ」の積載量1.0~1.5トン級モデル(Y200系)が1月6日、一部改良を実施し、ディーゼル車は新開発の3.0リッターエンジンを採用した。これによりJH25モード燃費基準をクリアする燃費値を達成している。また、日野自動車の同型車「デュトロ1.5t」も同様の改良を実施した。

文/トラックマガジン「フルロード」編集部
写真/トヨタ自動車、日野自動車、フルロード編集部(合成加工)

新エンジン3GD-FTVでJH25モード燃費クリア

トヨタ ダイナ Y200系 1.4トン積フルジャストロー(全低床)木製デッキ ディーゼル4WD 5段MT車
トヨタ ダイナ Y200系 1.4トン積フルジャストロー(全低床)木製デッキ ディーゼル4WD 5段MT車

 今回の改良は、ダイナのうち積載量1.0~1.5トンクラスの『Y200系』が対象となっている。

 まず、全車型に対しては、ヘッドライトユニットをLEDデイタイムランニングランプ(DRL)組込み型に変更した。また、夜間の住宅街などでバックブザーの音量を抑える減音機能を新設し、インパネに切替スイッチを装着した。細部ではBluetooth対応AM/FMオーディオのヘッドユニットも変更している。

 ディーゼル車は、エンジンを新開発の3.0リッター「3GD-FTV」に改めた。従来の1GD-FTVに対してボア同径のままストロークを9.2mm延長(112.8mm)、排気量を2999ccに拡大するとともに圧縮比を16.3(従来は15.6)にアップした。

 最高出力144PS/3400rpm・最大トルク30.6kgm/1200-3200rpmという動力性能自体は、従来と同一の数値だが、排気量拡大による過渡領域での低回転トルク向上を図ったと考えられ、従来は未達だったJH25モード燃費基準をクリアしている。ただしタコメーターのレッドゾーン表示は4200rpmからで、従来より200rpm低くなっている。

 同時に、ディーゼル2WD車型はアイシン製トルクコンバータ式6段ATとの組み合わせのみとなり、アイドリングストップ&スタートシステム(ISS)も新たに標準装備した。ディーゼル4WD車型とガソリン2WD車型は、引き続き5段MTとトルコン6段ATが選択可能。このうちディーゼル4WD車型用5段MTは、新エンジンに合わせてオーバードライブ5速をハイギアード化(0.725)した。なお、全車ファイナルギア比は従来と同じである。

新開発の3GD-FTV型直噴ディーゼルエンジン。コモンレール高圧燃料噴射システム、DOHC気筒当たり4バルブ、可変ノズルターボなどは従来と同様で、1GD-FTVのロングストローク版といえる。排ガス後処理も同じく尿素SCRとDPR+酸化触媒である
新開発の3GD-FTV型直噴ディーゼルエンジン。コモンレール高圧燃料噴射システム、DOHC気筒当たり4バルブ、可変ノズルターボなどは従来と同様で、1GD-FTVのロングストローク版といえる。排ガス後処理も同じく尿素SCRとDPR+酸化触媒である

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