まさかの鴻海!? 三菱が日産EVを選ばなかった理由とは! コスト重視で台湾OEM採用へ

まさかの鴻海!? 三菱が日産EVを選ばなかった理由とは! コスト重視で台湾OEM採用へ

 え、日産じゃないの? と思わず二度見した人も多いはず。三菱自動車が2025年、台湾・鴻海から海外向けEVのOEM供給を受けると発表した。コスト、開発リソース、そして新興国戦略。三菱の電動化方針に変化の兆しが見えてきた。

※本稿は2025年12月のものです
文:国沢光宏/写真:三菱、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2026年1月26日号

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台湾・鴻海と手を組む三菱の真意

アライアンスを組む日産とは戦略が異なる三菱
アライアンスを組む日産とは戦略が異なる三菱

 各自動車メーカーが電気自動車の販売に本腰を入れつつある。その中にあって三菱は2025年、台湾の鴻海から海外向け電気自動車のOEM供給を受ける契約を結んだと発表。なぜアライアンスの一角である日産からの供給ではないのだろうか?

 このニュースで意外だったのは、日産やルノーでなく、台湾の鴻海からオーストラリアなどに販売する電気自動車のOEM供給を受けるという点にある。

 本質は、三菱自動車が日産とルノーの電気自動車に対しNGを出したということ。やはりコストパフォーマンスが悪いという判断なんだと思う。

 そして三菱自動車も独自開発の電気自動車は当面作らないということでもある。開発のリソースを東南アジア向けと、PHEVに集中しようという狙いだ。

 縮小均衡策を採りながらも、新興国市場は攻めようという三菱自動車の新しい戦略の一環と考えればいいだろう。

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