定年後の愛車はセダンが正解!! SUV全盛時代にあえて選ぶべき珠玉の3台

定年後の愛車はセダンが正解!! SUV全盛時代にあえて選ぶべき珠玉の3台

 とどまるところを知らないSUV人気。定年後に好きなクルマに乗りたいという中高年層からの支持も厚いが、あえてお薦めしたいのがセダン。独特の雰囲気とともに、高いステータス性や快適性など、中高年層のライフスタイルや趣向にマッチすること間違いなし!

文:木内一行/写真:トヨタ、日産、マツダ、CarsWp.com

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人気下火のセダンだってSUVに勝るものあり!

定年後の愛車はセダンが正解!! SUV全盛時代にあえて選ぶべき珠玉の3台
セダンが元気だった80年代前半は、ハイソカー人気も手伝いマークII3兄弟が大ヒット。その中でもプレスドア採用のクレスタは端正なセダンフォルムで人気を獲得した

 ブームという言葉では終わらせることができないほど、SUVの人気は不動のものになっている。堂々としたスタイリングや運転しやすい高いアイポイント、優れた走破性や積載性の高さなどがその秘訣だろう。実際に国内での新車販売の3割以上を占めており、今ではミニバンの比率をも超えている状況だ。

 そんなSUV、購買層は幅広いが特に中高年層に人気というデータもあり、子育てがひと段落した人に好まれる傾向が強いという。

 ただ、全高が高いがゆえに起こる乗降性の悪さや、高さ制限のある場所への乗り入れの可否、重心の高さからくる高速走行時の不安定さなど、弱点がないわけでもない。

 そこで中高年層にお薦めしたいのがセダン。

 乗用車の基本形とされるセダンは、SUVやミニバンよりも低重心で高速走行時の安定性が高く、トランクが独立しているので静粛性にも優れている。後席の快適性が高いことも利点だし、タワーパーキングや立体駐車場に入庫できることもメリットといえよう。

 セダンの人気は下火だし、親父グルマとかタクシーみたいとか言われがちだが、その価値や魅力はいまだに健在。定年後に楽しむ愛車として迎えるのもいいのではないだろうか。

トヨタ・カローラ 「世界で認知され愛されるベーシックセダン」

定年後の愛車はセダンが正解!! SUV全盛時代にあえて選ぶべき珠玉の3台
低重心かつワイドなシルエットやシャープなマスクは、従来のカローラのイメージとは異なるもの。カローラ初の3ナンバーボディだが国内仕様は海外仕様より全長も全幅も短い

 1966年の初代デビュー以来、世界中で活躍しているカローラ。現在も150以上の国と地域で販売されて人気を博しているが、これはセダンとしての高い基本性能や優れた信頼性などが高く評価されていることの表れだろう。

 2019年に国内デビューした現行モデルは、通算12代目。先代はアクシオのサブネームがついていたが再びカローラに戻った。

 最大の特徴は、これまで保守的だったスタイリングを一新、スポーティかつダイナミックなルックスになったこと。

 また、これまでのカローラは地域に合わせたプラットフォームやボディを採用していたが、現行モデルではプラットフォームをひとつにまとめ、デザインコンセプトを統一させながら大きさを抑えた専用ボディとなった。

 インテリアも質感が高く、デザイン性だけでなく前方視界を高める工夫も施されている。

 パワーユニットは1.8リッター自然吸気や1.2リッターターボをラインナップしたガソリンと、1.8リッターエンジンにモーターをドッキングしたハイブリッドを用意。ただし、2025年5月にガソリン車は消滅し、ハイブリッド専用車となった。

 そのハイブリッドの人気が高く、中古車市場でも6割以上を占めている。下は120万円程度から上は280万円程度までと価格バンドは幅広いが、密集しているのは160〜200万円あたり。2022年の一部改良以降に絞ると、190〜230万円程度が中心となっている。

 カローラはもとが大衆車だけあり、どうしても地味なイメージが先行してしまう。しかし現行モデルはデザインもスタイリッシュで、これまでのイメージを覆すもの。

 セダンとしての高い基本性能にカッコ良さを手に入れた現行モデルは、選んで間違いないセダンと言えるだろう。

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