2月もそろそろ終わり。首都圏ではそろそろスタッドレスタイヤから夏タイヤへの履き替える頃だ。外したスタッドレス、「とりあえず物置へポン」はちょっと待った! 寿命は溝だけでなく年数や保管方法にも大きく左右されるのだ!
文:ベストカーWeb編集部/写真:Adobestock(トビラ写真=เลิศลักษณ์ ทิพชัย@Adobestock)
【画像ギャラリー】こういうタイヤラックがあると便利よね!!(5枚)画像ギャラリーまずは基本! 直射日光と湿気を避けるべし
スタッドレスタイヤはゴム製品である。紫外線や高温、湿気はゴムの劣化を進める大敵だ。理想は直射日光が当たらず、温度変化の少ない風通しのよい屋内での保管である。物置やガレージの奥など、なるべく安定した環境を選びたい。
やむを得ず屋外で保管する場合は、必ずタイヤカバーを使用すること。雨風や紫外線を防ぐだけでも劣化の進行は変わる。さらに地面への直置きは避けたい。コンクリートやアスファルトの上にそのまま置くと湿気がこもりやすく、ゴムへのダメージにつながる。パレットやスノコなどを使い、地面から少し浮かせるのが基本である。
保管前のひと手間も重要だ。タイヤに付着した泥や融雪剤はしっかり洗い流し、水分を十分に乾燥させてから保管する。とくに融雪剤はゴムやホイールに悪影響を及ぼすため、付着したままの長期保管は避けたい。
立てるか? 寝かすか? ここで差がつく!!
意外と知られていないのが、置き方による違いである。外したタイヤを立てておくか、横に寝かせて積むかで、コンディションに差が出る。
ホイールを履いた状態のタイヤであれば、横にして積んで保管してもよい。ただし、タイヤへの負担を軽減するため、空気を抜き、空気圧を半分くらいにしておくとよいだろう。空気圧を少し落とすことで、内部構造へのストレスを抑えられる。
一方、ホイールを履いていないタイヤは立てて並べて保管するのが基本。ホームセンターなどで売られているタイヤラックを使うのがベター。理由は変形防止だ。ホイールなしのタイヤを横積みすると、自重で下にあるタイヤがつぶれ、接地面が変形する可能性がある。いざ次のシーズンに装着した際、振動や偏摩耗の原因になることもあるのだ。
ちょっとした管理で次の冬が変わる
保管時には、前回どの位置に装着していたか分かるよう、シールやチョークで「右前」「左後」などと記しておくと便利である。次回の装着時にローテーション計画が立てやすくなり、偏摩耗の抑制にもつながる。
スタッドレスタイヤは冬の安全を支える重要な装備だ。その性能をしっかり発揮させるには、シーズン中の使い方だけでなく、オフシーズンの扱いがカギを握る。直射日光を避ける、湿気を遠ざける、そして正しい向きで置く。この基本を押さえるだけで寿命は確実に変わるぞ!
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