“CR-X風×低燃費”なのに6MTの「ホンダ CR-Z」って最高じゃん!! 手軽に楽しめるエントリークーペの実力

“CR-X風×低燃費”なのに6MTの「ホンダ CR-Z」って最高じゃん!! 手軽に楽しめるエントリークーペの実力

 手軽に乗れて、それでいてしっかり走る楽しさも味わえる。そんな絶妙な立ち位置で人気を集めてきたのがカジュアルクーペだ。高価なスポーツカーとは一線を画し、日常使いもこなせる実用性と軽快な走りを両立。今回はそんな魅力あふれるモデルたちの歴史を振り返る!

※本稿は2026年2月のものです
文:石川真禧照、大音安弘(車両解説)/写真:ホンダ、トヨタ、三菱、マツダ、スバル、日産 ほか
初出:『ベストカー』2026年3月26日号
※歴代モデルの登場年は初代の登場年のみ記載

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肩肘張らずに楽しむクーペ

ホンダ CR-Z(2010年)。ホンダ初期ハイブリッドシステム「IMA」を搭載し、ハイブリットスポーツという新境地を開拓。スタイリッシュなCR-X風のスタイルは低燃費にも貢献。6MTを選べたのも魅力
ホンダ CR-Z(2010年)。ホンダ初期ハイブリッドシステム「IMA」を搭載し、ハイブリットスポーツという新境地を開拓。スタイリッシュなCR-X風のスタイルは低燃費にも貢献。6MTを選べたのも魅力

 セダンをベースに2ドアクーペにしたり、特にハイパワーではないけど、おしゃれな2ドアクーペをつくる。こうした傾向は1960~1970年代からあった。

 1980年代に入り高級クーペが発売されると、2ドアクーペの需要が高まったとメーカーは判断し、その領域をコンパクトカーにまで拡げはじめた。

 その主役はスポーツクーペだったが、リアゲートは備えていたもののマツダ ファミリアをベースにしたエチュードのようなスペシャルティクーペも登場。

マツダ エチュード(1987年)。5代目ファミリアベースのスペシャルティカー。3ドアハッチだが、ビルトインスポイラーでクーペ風に。人気が出ず、3年で消えた
マツダ エチュード(1987年)。5代目ファミリアベースのスペシャルティカー。3ドアハッチだが、ビルトインスポイラーでクーペ風に。人気が出ず、3年で消えた

 しかし、新たに4ドアクーペがつくられたことで、2ドアクーペの人気はやや下火になった。

 それが復活したのは、コンパクトカーが大人気になった1990年代。トヨタ サイノス、日産 サニールキノ、ホンダ シビッククーペ、三菱 ミラージュアスティなどが次々とデビューし、2ドアクーペのバリエーションは再び拡大した。

 1990年にはバタフライウイングドアのトヨタ セラのようなカジュアルで個性派のモデルも登場している。

 電動化時代となった2000年代にはハイブリッドスポーツのCR-Zが登場しだが、近年は価格がお手頃でカジュアルに乗れるクーペはほとんどなくなった。

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