手軽に乗れて、それでいてしっかり走る楽しさも味わえる。そんな絶妙な立ち位置で人気を集めてきたのがカジュアルクーペだ。高価なスポーツカーとは一線を画し、日常使いもこなせる実用性と軽快な走りを両立。今回はそんな魅力あふれるモデルたちの歴史を振り返る!
※本稿は2026年2月のものです
文:石川真禧照、大音安弘(車両解説)/写真:ホンダ、トヨタ、三菱、マツダ、スバル、日産 ほか
初出:『ベストカー』2026年3月26日号
※歴代モデルの登場年は初代の登場年のみ記載
肩肘張らずに楽しむクーペ
セダンをベースに2ドアクーペにしたり、特にハイパワーではないけど、おしゃれな2ドアクーペをつくる。こうした傾向は1960~1970年代からあった。
1980年代に入り高級クーペが発売されると、2ドアクーペの需要が高まったとメーカーは判断し、その領域をコンパクトカーにまで拡げはじめた。
その主役はスポーツクーペだったが、リアゲートは備えていたもののマツダ ファミリアをベースにしたエチュードのようなスペシャルティクーペも登場。
しかし、新たに4ドアクーペがつくられたことで、2ドアクーペの人気はやや下火になった。
それが復活したのは、コンパクトカーが大人気になった1990年代。トヨタ サイノス、日産 サニールキノ、ホンダ シビッククーペ、三菱 ミラージュアスティなどが次々とデビューし、2ドアクーペのバリエーションは再び拡大した。
1990年にはバタフライウイングドアのトヨタ セラのようなカジュアルで個性派のモデルも登場している。
電動化時代となった2000年代にはハイブリッドスポーツのCR-Zが登場しだが、近年は価格がお手頃でカジュアルに乗れるクーペはほとんどなくなった。
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