カローラクロスに設定されたトヨタ カローラクロス GRスポーツ。各所に専用パーツを配した「走れるハイブリッド」に仕上げられている。そして軽快な走りが自慢のマイルドハイブリッド、スズキ スイフト。2台まとめてご紹介する。
※本稿は2026年2月のものです
文:木内一行/写真:ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2026年3月26日号
ハイブリッドとは思えないハイパフォーマンス:トヨタ カローラクロス GRスポーツ
60年の歴史があるカローラシリーズのなかで初のSUVであり、今では主力級になったカローラクロス。2025年のマイナーチェンジでハイブリッド専用となったが、そのタイミングで追加されたのが、スポーティグレードのGRスポーツだ。
GRの名を冠しただけあり、内外装に専用パーツを投入してスポーティかつ精悍なルックスを実現。ボディや足まわりの強化にも抜かりはなく、サスペンションは専用チューニングを施すとともに高硬度ブッシュも採用。さらに、ボディ剛性を高めるリアバンパーリーンフォースも投入された。
そして、本気度が伺えるのがパワーユニット。GRスポーツはハイブリッドの4WDモデルがベースなのだが、エンジンは1.8Lの標準車よりも排気量が大きい、2Lのダイナミックフォースエンジンに換装。
フロントモーターは出力、トルクともにアップし、システム出力は199psを達成している(標準車は140ps)。加えて、ドライブモードにも専用モードを設定するなど、ドライブフィールだけでなく絶対的なパワーも手に入れている。
ハイブリッドでしかもSUVとなると、スポーツとは無縁のように感じる。しかし、カローラクロスGRスポーツはダイナミックな走りを味わえ、使って便利なSUVといえるだろう。
軽さが生きる走り:スズキ スイフト
スイフトの走りを支えるエンジンは、新開発の3気筒、1.2Lで、高速燃焼化や高圧縮比化などの技術を投入し、燃焼効率を高めて低燃費を達成。さらに、低速から滑らかに上昇するトルク特性とすることで軽快なドライブフィールを実現。
そして、エントリーグレード以外はマイルドハイブリッド仕様で、加速感を加味するとともに燃費向上にも貢献している。
また、5MTの設定もトピックで、国内のスズキ車でマイルドハイブリッドに5MTを組み合わせたのはこれが初だそう。
決してハイパワーではないし、ガンガン攻めるようなクルマでもない。しかし、ライバルたちの車重が軒並み1トンを超えるなかで、それ以下をキープしているのは立派だし(マイルドハイブリッドの4WDを除く)、シャシーの基本性能も高い。
加えて、マイルドハイブリッドのアシストにより、燃費とともに走りも楽しいコンパクトに仕上がっている。
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