バス業界は運転手の高齢化や若年層の人材の不足により、深刻な人材難が続いている。一方で訪日外国人旅行者の増加や大規模な国際イベントの開催に向け、輸送ニーズは高まり続けている。新たな担い手を確保し多様な人材が活躍できる環境を整えることが急務である。どらなびEXPO2026春は、こうした社会的課題に真正面から取り組みバス業界の未来を切り拓くために開催される。
文:古川智規(バスマガジン編集部)
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■イベントの見どころと目的
本イベントはバス運転手を目指す全世代を対象とした国内最大級の就職イベントだ。未経験者から現役の運転手まで、幅広い層が効率的に情報収集を行える場を提供する。
本イベントの特徴としては、多くの会社が多数集結することだ。首都圏を中心に全国のバス会社がブースを出展するため、一度に多くの事業者を比較・検討ができる。参加者からは1日では回り切れないのでもう1日やって欲しい、という声があるほどだ。
また履歴書不要でかつ服装は自由なので、事前に書類の準備が必要なく、カジュアルなスタイルで参加が可能だ。また直接面談が可能で、各社の採用担当者と直接顔を合わせ、社風や研修制度あるいは勤務形態等について詳しく話を聞くことができる。
■主なイベント内容
会場ではステージプログラムとして、特設ステージにおいて転職活動に役立つ専門講座や、業界のリアルを知るためのトークセッションが開催される。具体的には、どらなび講座として「希望のバス会社に受かる方法」、バス運転手トークセッションとして現役バス運転手による本音トークにおいてやりがいと実情を語る。
人事担当者トークセッションとしては採用担当者が教える選考のポイントや、業界知識講座として「バスのお仕事」基礎知識と今後の展望を、また自治体ステージでは移住・就業を歓迎する自治体によるサポート支援の紹介をする。免許取得講座では大型二種免許取得のステップと活用できる補助金制度の紹介まで行われる。
来場者限定の特典やサポートコンテンツとして、求職者の「不安」を解消しスムーズな就職活動を支えるための充実したコンテンツが用意されてる。例を挙げると、無料の証明写真撮影コーナーでプロカメラマンが、履歴書等に使える写真を事前予約制かつ先着30名限定で撮影する。
深視力測定体験では、二種免許取得の難関とされる「深視力」を実際の免許センター等で使用される「三桿法(さんかんほう)」で無料測定体験ができる。就職相談コーナーでは、「どらなび」の専門スタッフによる1対1の個別相談が可能で、もちろん異業種からの転職相談も歓迎だ。
スタンプラリー特典は、5社のブースを訪問するとバス業界特化型の「どらなびオリジナル履歴書」と「どらなびオリジナルボールペン」がプレゼントされる。
■出展予定事業者
気になる東京会場での主な出展予定事業者は順不同で次の通りだ。京王バス、東急バス、国際興業、東京空港交通、帝産観光バス、神奈川中央交通、小田急ハイウェイバス、京浜急行バス、川崎鶴見臨港バス、相鉄バス、東武バス、西武バス、京成バス千葉セントラル、東京BRT、関東バス、立川バス、東都観光バス、日の丸自動車興業、kmモビリティサービス、東京ヤサカ観光バス、フジエクスプレス、日立自動車交通、伊豆箱根バス、江ノ電バス、横浜交通開発 ほか多数。
参加費は無料で、入退場も自由だ。主催者によると予約・来場特典もあるので、公式サイトからの事前登録がおすすめだとのこと。



