コンパクトカーでありながらミニバン級の室内空間を誇るトヨタ ルーミー。後席の独立スライド機構と最大70度のリクライニング機能が、長距離ドライブでの快適性にどう寄与するのか、実車の仕様と使い勝手から検証してみよう!
文・写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】こりゃ売れるのも納得!! 100万円台で買えてこの広さはヤバすぎる!!(10枚)画像ギャラリー後席独立スライド機構の実力
ルーミーのリアシートは6:4分割可倒式で、左右別々に最大240mm前後にスライド可能だ。後席シートバックのレバーを操作すれば、荷室側からも簡単にスライドできる仕様となっている。乗員人数や荷物の大きさに合わせて、乗車スペースとラゲージスペースのバランスを自由に調整できる点が大きな魅力だ。
室内長は2,180mm、室内幅は1,480mm、室内高は1,355mmを確保しており、コンパクトカーの域を超えたゆとりある空間が実現されている。前後乗員間距離は最大1,105mm確保され、後席の足元空間は長時間の移動でも疲労を軽減する設計だ。室内高1,355mmは、小さなお子さまでも室内で立って着替えられるほどの開放感をもたらす。
乗り込み口の高さは366mmと低く設計されており、お子さまからご年配の方まで家族みんなが安心して乗り降りできる。フロアもフラット形状で、前後席間のウォークスルーがスムーズに行えるため、雨天時も車外に出ることなく車内の移動が完結する。
リクライニング機能と長距離ドライブの快適性
リアシートは最大70度までリクライニング可能だ。フロントシートを倒し、後席をリクライニングさせればゆったり快適なフルフラットモードが完成し、長時間運転後の休憩や車中泊まで対応できる空間となる。
後席の快適性を支える装備も充実している。リアヒーターダクトはリアシート足元に温風を送り、後席の暖房効果に寄与する。エアコンの吹き出し口は室内の空気の流れを考慮して設置されており、後席に座っていても快適な温度環境が保たれる。格納式リアドアサンシェードは、後席で休憩する際の日射しのまぶしさを軽減し、眠りやすい環境を作り出す。
また、スーパーUVカット・IRカット機能付ウインドシールドグリーンガラスは紫外線を約99%カットし、日射しによるジリジリとした暑さのもととなる赤外線もカットする。長距離ドライブで窓際に座る同乗者の負担を軽減する配慮が随所に見られる。
シート自体も乗り心地にこだわった設計だ。後席はクッションの厚みに気を配り、高いフィット性とホールド性を実現している。オートエアコンはXを除く全車に標準装備され、プッシュ式パネルで操作しやすく、見やすい液晶表示を採用している。
コンパクトな体躯ながら長距離ドライブ性能は抜群。ルーミーは長旅などにも使える頼もしい相棒といえそうだ。
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