タフに使えるミドルSUVを探すと、スバル フォレスターと日産 エクストレイルは必ず候補に入る。どちらも雪道に強く、荷物も積めて、電動系グレードも用意する実力派だ。5月21日に商品改良を受けたフォレスターと、e-POWERで走るエクストレイル。家族の相棒として選ぶならどっちが幸せなのか?
文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、日産
【画像ギャラリー】エクストレイルの木目調内装リアルすぎ!! 新型の外装デザインにも期待だぞ!(14枚)画像ギャラリー雪道の安心感ならフォレスター、電動4WDの滑らかさならエクストレイル
まずフォレスターの強みは、やはり全車AWDというわかりやすさだ。1.8L直噴ターボのツーリングは385万円、ツーリングEXは399万3000円。ストロングハイブリッドのXブレークS EXは452万1000円、プレミアムS EXは464万2000円となる。ターボでもハイブリッドでもAWDが標準だから、雪国ユーザーにも選びやすい。
最低地上高は220mm。これもフォレスターらしい武器だ。雪道や荒れた林道、キャンプ場のぬかるみなどで、床下を気にしにくい余裕がある。5月21日の商品改良では、スマートリアビューミラーの画質向上やワイヤレス充電器の給電性能強化も実施され、日常の使い勝手も磨かれた。
一方のエクストレイルは、全車e-POWERという独自路線だ。価格は384万3400円からで、4WDのS e-4ORCEは403万8100円、X e-4ORCEは434万9400円、G e-4ORCEは494万6700円。e-4ORCEは前後モーターを使う電動4WDで、雪道でも発進や旋回を滑らかに制御するのが魅力だ。
走りの感触はかなり違う。フォレスターはスバルらしい機械的な安心感と視界のよさで、悪天候でもドライバーが状況をつかみやすい。エクストレイルは電動駆動ならではのなめらかさと静かさが持ち味。雪道をガシガシ走る相棒感ならフォレスター、上質でラクに走れる電動SUV感ならエクストレイルという分け方だ。
荷室と燃費で見ると、道具感のフォレスター、効率のエクストレイル
荷室の使いやすさも大事だ。フォレスターは荷室高887mm、荷室開口部最大幅1250mm、荷室フロア長928mm、荷室フロア幅1100mm。開口部が広く、キャンプ道具やスキー用品、自転車まわりの荷物も積み込みやすい。さらにXブレークS EXは撥水カーゴフロアボードを備え、濡れ物や泥汚れにも強い。まさにアウトドア道具として使えるSUVだ。
エクストレイルも荷室は広く、2列シート車なら家族旅行の荷物は十分受け止める。加えて3列シート車を選べる点は、フォレスターにはない強みだ。常用する3列というより、いざという時にもう2人乗れる余地が欲しい人には刺さるポイントだろう。
燃費ではエクストレイルが強い。4WDのe-4ORCE系はWLTCモード燃費18.1km/L。フォレスターはターボが13.6km/L、XブレークS EXが19.1km/L、プレミアムS EXが18.5km/Lだから、ストロングハイブリッドならフォレスターもかなり健闘する。しかも5月21日の改良で、ストロングハイブリッド車にはAC100V/1500Wアクセサリーコンセントが標準装備となった。キャンプや災害時の電源として考えると、これは大きい。
結論は、雪道やアウトドアで道具として使い倒すならフォレスター。全車AWD、最低地上高220mm、広く使いやすい荷室は頼もしい。一方、静かで滑らかな電動走行、e-4ORCEの上質な4WD、3列シートの選択肢まで欲しいならエクストレイルだ。どちらも本格派だが、フォレスターは“タフな相棒”、エクストレイルは“電動の上級SUV”。使い方を思い浮かべれば、答えは自然と見えてくる。
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コメント
コメントの使い方ここにトヨタ車入れないのがいいね
オフロード性能はフォレスターが高いと思いますが、雪道という点で考えた場合、意外と電動四駆のエクストレイルの方が走りやすいと思います。
脱出はそこそこの四駆であれば問題無いとして、高速道路の圧雪などで電動四駆はレスポンスが異次元なのでスピンする心配が大幅に軽減されます。