自動運転の世界では、技術以外の部分でも他との差別化を図る動きがある。タクシーアプリのS.RIDE、ソニー、自動運転スタートアップ企業のMoveEzが手を組み、自動運転で走行中の車内を「移動エンタメ空間」にする実証実験が行われた。
※本稿は2026年4月のものです
文、写真:大音安弘
初出:『ベストカー』2026年5月26日号
車内がアニメの世界に!
次世代の車内エンタメ体験を提供する自動運転車の実証実験が、横浜みなとみらい地区で開催された音楽フェス「セントラル26」期間である2026年4月3日から5日の3日間で行われた。
同企画は、金沢大学発の自動運転技術を手掛けるスタートアップ「ムービーズ」、タクシーアプリ「S.RIDE」、ソニーの3社の協力で実現したもの。
「S.RIDE」は、タクシーアプリ事業ともに、ロボットタクシー時代に向けた車内エンタメ体験による移動時間の価値向上を模索中。
今回はフェスに参加するアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」の特別映像による没入体験を提供した。舞台となる自動運転車には専用ラッピングが施され、車内にもキャラクターの人形などを飾り、その世界観を表現。
2台の実証実験車は、「S.RIDE」アプリで、配車の手配が可能。目的地は、フェス会場のKアリーナなど3カ所のみだが無料だ。
劇中バンド「結束バンド」の3D映像と音楽、特別な香りで満たされた車内は、移動中であることを忘れさせるほど、アニメの世界に没入可能。イベント前のファンの心を高揚させること間違いなし。それを可能とするのが、自然な乗り味で快適な自動運転技術なのだ。
ムービーズの自動運転は、悪天候に強く、高精度3Dマップ不要の安価なシステムが自慢。安価なシステムの提供で、手頃な運賃のロボタクシーの実現を支えたいとする点にも期待だ。
【画像ギャラリー】S.RIDE×SONY×MoveEzがガッチリ結束!! 自動運転中の車内が「ぼっち・ざ・ろっく!」の世界に!!(7枚)画像ギャラリー









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