車中泊人気の高まりとともに注目を集めるキャンピングカー市場。そのなかで日本特種ボディー(NTB)が、東京都八王子市に新たな発信拠点「Lots INOUTDOOR」を開設する。注目は登録者数約79万人を誇る人気YouTuber・クピ男氏がプロデュースした新型キャンピングカー「AOSAGI(アオサギ)」の初公開だ。車中泊ファンなら見逃せない新スポットの全貌を紹介する。
文:ベストカーWeb編集部/画像:PRTimes
【画像ギャラリー】クピ男監修の新型キャンピングカー『AOSAGI』初公開! 車中泊の理想形とは(3枚)画像ギャラリーキャンピングカーの魅力を発信する新拠点が誕生
2026年6月26日、日本特種ボディー(NTB)が東京都八王子市にキャンピングカー常設展示場「Lots INOUTDOOR」をグランドオープンする。
近年はアウトドアブームに加え、防災意識の高まりからキャンピングカーの価値が見直されている。レジャー用途だけでなく、災害時の避難拠点や電源供給車両としての役割も期待されるなか、NTBは新たな情報発信・体験拠点として同施設を開設する。
施設内にはキャンピングカー展示のほか、アウトドア用品販売、レンタルキャンピングカー、フェーズフリー認証商品コーナー、スペシャルティコーヒーショップなどを併設。単なる販売店ではなく、アウトドアと日常生活をつなぐ複合施設として展開される。
今回最大の話題となるのが、新型キャンピングカー「AOSAGI」の初公開だ。AOSAGIは、YouTubeチャンネル「クピ男の車中生活」を運営する人気車中泊系クリエイター・クピ男氏とNTBが共同開発したモデル。全国各地で数百泊以上の車中泊を経験してきた同氏のノウハウが随所に盛り込まれている。
ベース車両はTravio。コンパクトなボディサイズを活かしながら、長期旅行にも対応できる居住性を追求した。
注目装備は以下の通り。
・ボイラーシステム標準装備
・トイレとシャワーを搭載
・展開や収納の負担を軽減する半常設ベッド
・長期滞在対応の大容量収納スペース
・有孔ボードによる高いカスタマイズ性
特にシャワーとトイレを備えながらもコンパクトな取り回しを実現した点は、車中泊ユーザーにとって大きな魅力となりそうだ。
クピ男氏は「自分ならこうしたいという理想を詰め込んだ一台」とコメント。ソロ旅だけでなく、3人家族での車中泊旅行も想定して開発されたという。
さらに6月27日・28日には本人来場イベントも開催予定。開発秘話を聞けるトークセッションや車両解説会、フォトセッションなども実施される。
ユーザーの声を反映した「HARUKA」も展示
展示場にはAOSAGI以外にもNTBの最新モデルが並ぶ。なかでも注目は、人気モデル「SAKURA」の後継車として開発された「HARUKA」だ。
従来オーナーから要望の多かった装備を標準化し、快適性と電源性能を大幅に向上。975Wソーラーパネルや5kWhリチウムバッテリー、2系統インバーターなどを標準装備する。
キャンピングカー市場では長期滞在やリモートワーク需要の増加により、電源性能が重要視されている。HARUKAはそうしたユーザーニーズに正面から応えたモデルといえるだろう。
NTBが近年力を入れているのが「フェーズフリー」の考え方だ。平時と非常時を分けるのではなく、普段使いの延長線上で防災機能を活用するという発想である。
展示される「EXPEDITION STRIKER」と「KAGAYAKI」は、キャンピングカー業界初となるフェーズフリー認証を取得したモデル。旅行やレジャーで活躍するだけでなく、災害時には避難拠点や電源供給基地としても利用できる。
自然災害が増加する日本において、キャンピングカーが「遊びのクルマ」から「暮らしを支えるモビリティ」へ進化しつつあることを象徴する存在だ。
今回オープンするLots INOUTDOORは、そうした新しいキャンピングカーの価値を体験できる場として大きな注目を集めそうである。





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