2025年10月の一部改良で、大規模な変更が施されたトヨタ bZ4X。2022年のデビュー当時から見違えるほどに生まれ変わった期待のBEVモデルをベストカー編集部の面々がよってたかって評価。いったいどのような進化を遂げたのか!?
※本稿は2026年5月のものです
文:ベストカー編集部/写真:中里慎一郎
初出:『ベストカー』2026年6月10日号
【はじめに】トヨタ bZ4Xとは?
トヨタとスバルの共同開発によって誕生した、EV専用設計の次世代SUV。
最新の改良では、課題とされていた冬場の電費と充電速度を劇的に改善。さらに、航続距離が最大746kmまで大幅に伸び、加速性能もスポーツカー並みに向上している。
14インチの大型ディスプレイ採用など内装も進化しており、EVの弱点を克服した「実用性と走りの楽しさ」が詰まった一台。
編集長・飯嶋はこう見た!
実はbZ4Xに乗るのはデビュー直後以来だったのですが、しみじみ「いいクルマになったなー」と思わされました。
正直、尖ったところはあまりないんですよ。加速感も前回乗った日産 アリアのほうが、ちょっと上かなと思います。
でも乗り心地も納得できる範囲だし、ネガな部分が少ない。まぁ内装は特別感が希薄ですが、日常的に付き合うなら、コレもひとつの正解だと思います。
トヨタの狙いは、EVを特別なものと感じさせないことにあったのでしょう。カジュアルに付き合えるEVをお探しなら、ぜひ。
●飯嶋の評価
・パワー感……★★★★
・乗り心地……★★★(3.5)
・利便性……★★★★
・コストパフォーマンス……★★★(3.5)
副編集長・古川はこう見た!
2025年10月の改良時に最大70万円も安い価格に見直されたbZ4X。トヨタが本気で売る気になったと感じましたが、海外勢を含めてBEVが急速に進化している今、値下げせざる得なかった部分もあったのか? とも勘ぐってしまった。
中国や欧州のBEVに横長大型ディスプレイ内装が多い今、bZ4Xの内装は地味だし、ドアを開け閉めした時の質感もDセグとしては今ひとつかなと。乗り心地が硬めで、揺さぶられるような動きも気になった。
とはいえ、今の時代に値下げされたbZ4Xにはトヨタの良心を感じました。
●古川の評価
・パワー感……★★★★
・乗り心地……★★
・利便性……★★★
・コストパフォーマンス……★★★
副編集長・林はこう見た!
BEVだとどうしても問題になる一充電航続距離。今回試乗したZ 4WDはカタログ値687kmで、7掛けでも481km走る計算なので、遠出でも充分実用に耐えうると考えられます。
走りは、ややリアサスの硬さを感じるものの、リニアなハンドリングはイイ感じ。スポーティさを演出したモデルだし乗り心地は許容範囲内かなとも思います。
内装は2台同時に充電できる非接触充電器やシートベンチレーションなども装備していて快適。荷室は小さめなので、そこを求める方には、bZ4Xツーリングをお薦めしたいです。
●林の評価
・パワー感……★★★★
・乗り心地……★★★
・利便性……★★★
・コストパフォーマンス……★★★






















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