2026年8月3日、ハリアーが一部改良を実施した。今回の目玉は、パワートレーンをハイブリッドに一本化したこと。そして全車に外部給電機能を標準装備したことだ。特別仕様車「ナイトシェード」も黒さに磨きをかけ、熟成期のハリアーが魅力をさらに高めた! ひょっとしてこれが最後のマイチェン?
文:ベストカーWeb編集部/写真:トヨタ自動車
【画像ギャラリー】「ブラック度」マシマシのナイトシェードを見て!(9枚)画像ギャラリーハイブリッドに一本化! もしもの時に役立つ給電機能も標準装備
今回の一部改良で最も大きな変化は、パワートレーンをハイブリッドに一本化したことだ。これまで用意されていた2Lガソリン車とPHEVはラインアップから姿を消し、今後は2.5Lエンジンを使うハイブリッドのみとなる。
手頃な価格が魅力だったガソリン車がなくなるのは少々寂しいし、モーターを生かした強烈な加速が売りだったPHEVの終売も意外だ。一方、ハリアーらしい静かで滑らかな走りと燃費性能のバランスを考えれば、ハイブリッドへの集約は納得できるところ。グレード選びもわかりやすくなる。
そして地味に見えて、実は大きな改良が外部給電機能の全車標準化だ。ラゲージ右側にアクセサリーコンセントを備え、AC100V・最大1500Wの電力を取り出せる。非常時給電システムに加えて外部給電アタッチメントも付くため、停電や災害時はもちろん、キャンプなどのアウトドアでも頼れる存在となる。
家電製品にも対応できる最大1500Wという出力は実用性十分。いざという時、ハリアーを電源として活用できる安心感は大きい。ただし、メーカーオプションのスペアタイヤを選ぶとアクセサリーコンセントが非装着となる。給電機能とスペアタイヤのどちらを優先するか、注文前にしっかり考えておきたい。
「ナイトシェード」はさらに黒く! 細部まで引き締まった姿に
もうひとつの注目点が、特別仕様車Z“レザーパッケージ・ナイトシェード”とZ“ナイトシェード”の改良だ。ただでさえ黒を効かせた精悍なモデルだったが、今回はブラックアクセントの範囲をさらに拡大。名前どおり、より夜の影をまとったような姿へ進化した。
新たにホイールナットをブラック塗装としたほか、フロントバンパー上下のメッキモールには漆黒メッキを採用。メッシュタイプのフロントミッドグリルは艶あり黒塗装、フロントバンパーサイドもブラックとなる。
リアまわりも抜かりなし。リアバンパーのメッキモールを漆黒メッキとし、マフラーカッターにはブラックメッキを採用。LEDリアコンビネーションランプもブラックエクステンション仕様となり、後ろ姿までグッと引き締めた。
さらに、ドアウインドウフレームやドアベルト、クォーターウインドウの各モールをブラック化。ドアミラーのサイドターンランプ部にもブラック加飾を加え、アウトサイドドアハンドルはボディ同色とした。大掛かりに形を変えず、細部の色と質感で存在感を増すあたりは、まさに熟成モデルらしい改良だ。
価格は、Gが439万6700~461万6700円、Zが486万6400~508万6400円、Z“Leather Package”が518万6500~540万6500円。特別仕様車はZ“ナイトシェード”が502万1500~524万1500円、Z“レザーパッケージ・ナイトシェード”が534万1600~556万1600円となる。ガソリン車の廃止によって400万円を切るモデルはなくなり、最も安いGの2WDでも439万6700円から。ハリアーの上級SUV化が価格にもくっきり表れた。
選択肢を大胆に整理しながら、給電性能と特別仕様車の魅力を底上げした今回のハリアー。派手なモデルチェンジではないものの、長く付き合える上質SUVとして完成度をもう一段高めた一部改良といえそうだ。
【画像ギャラリー】「ブラック度」マシマシのナイトシェードを見て!(9枚)画像ギャラリー











コメント
コメントの使い方