登場から7年近くが経過したトヨタ ライズが、いまなお絶好調だ。2026年7月は1万3068台を販売し、SUVランキングで7カ月連続の首位を獲得。次々と新型SUVが現れるなか、なぜライズはこれほど強いのか? その理由を価格、サイズ、燃費から探ってみよう。
文:ベストカーWeb編集部/写真:
【画像ギャラリー】意外と後席広いんです!! ライズ売れるのも納得だぜ(5枚)画像ギャラリー発売7年目でもSUV販売トップを快走!!
日本自動車販売協会連合会によると、2026年7月のライズの販売台数は1万3068台。前年同月比183.2%という勢いで、SUVでは7カ月連続1位となった。
なお、車名別の登録乗用車ランキング全体では、1万3679台のヤリスに次ぐ2位。それでも両車の差はわずか611台だ。SUVに限れば2位のランドクルーザーに5007台もの差をつけており、ライズの強さが際立っている。
現行ライズの発売は2019年11月。フルモデルチェンジ直後の新型車ではなく、発売からまもなく7年を迎える熟成モデルだ。月ごとの登録台数は受注だけでなく、生産や納車の状況にも左右される。それでも7カ月連続でSUV首位なら、商品そのものが幅広く支持されていると考えていい。
180万円台と5ナンバーサイズが強すぎる
売れる最大の理由は、価格とサイズの絶妙なバランスだろう。最廉価のガソリンXは180万700円。200万円を大きく超えるコンパクトSUVが増えるなか、軽自動車の上級モデルも比較対象に入る価格設定だ。
ボディサイズは全長3995mm、全幅1695mm、全高1620mm。しっかりSUVらしい外観を持ちながら、全長4m以下の5ナンバーサイズに収まる。最小回転半径も4.9~5.0mだから、狭い住宅街や駐車場でも扱いやすい。
さらに2WDには、WLTCモード20.7km/Lの1.2Lガソリンと、同28.0km/Lのハイブリッドを用意。ハイブリッドはエンジンで発電し、モーターで走るシリーズ式だから、市街地では滑らかで力強い走りを味わえる。雪国向けには1.0Lターボの4WDも選択可能だ。
後席を使った状態でも荷物を積みやすく、スマートアシストも全車に標準装備。安い、小さい、燃費がいいだけでなく、家族のメインカーとして使える実用性も備えている。
大きすぎず、小さすぎず、高すぎない。ライズの爆売れは、日本のユーザーが求める「これで十分」ではなく、「これがちょうどいい」を突き詰めた結果なのだ。
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