「こんなクルマ、よく市販したな!」と思わず驚いてしまうほど、かつての日本には個性あふれるクルマが数多く存在した。全長3m以下で4人乗りを実現したiQ、ガラス張りボディのセラ、49万円から買えた2人乗りのツインなど、その発想はまさに唯一無二。今見ても強烈な存在感を放つ、歴代“オンリーワン”国産車を振り返る!
※本稿は2026年8月のものです
文:永田恵一/写真:トヨタ、日産、スズキ、ダイハツ、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2026年9月10日号
トヨタ iQ
3m以下の全長で4人乗りを成立させた点がオンリーワン。その分価格も高かっただけに、キャラがわかりにくかったことが惜しまれる。
トヨタ bBオープンデッキ
荷台付きで右側ヒンジドア1枚、左側観音開きドアという楽しげな雰囲気が最大の魅力。使い道は軽い気持ちで考えるのが吉。
トヨタ WiLL Vi
昔の馬車をイメージしたデザインと、クラシカルな雰囲気あるインテリアがオンリーワン。ここまでの割り切りは素晴らしい。
トヨタ セラ
シザータイプのガルウィングドアに目が行くのは当然だが、これは「全面ガラス張りのクルマを作りたかった」という目的のため。
日産 オーテック ザガート ステルビオ
イタリアの名門カロッツェリアのひとつであるザガートが手掛けたエクステリアは個性的。フェンダーに埋め込まれたミラーは機能美。
スズキ ツイン
2人乗りによる小ささと、エアコンやパワステなしながら49万円のグレードもあり、売れれば路上の専有面積縮小に貢献したかも。
ダイハツ ミゼットII
ユーモラスなエクステリアと旧軽規格に対しても余裕ある小ささはオンリーワン。標準状態でパネルバンがあったのも魅力。
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