極東開発工業は、計量装置付ごみ収集車「スケールパッカー」シリーズの新機種として、「新型ビーム式 スケールパッカー」を新たに発売した。従来型からどこが進化した?
文/トラックマガジン「フルロード」編集部、写真/極東開発工業
新開発の小型ビーム式デジタルロードセル(計量装置)を採用
廃棄物処理の有料化や過積載防止規制の浸透を背景に、計量装置付ごみ収集車の需要は拡大を続けている。
こうした中、極東開発工業は計量装置付ごみ収集車「スケールパッカー(ビーム式)」を2002年より発売。高い計量精度を強みに販売を伸ばしてきた。
そのいっぽう、同車は投入口地上高が標準車(計量装置非搭載機種)と比べて高くなる点や、最大積載量が減少する課題もあった。
そこで今回、従来型の「ビーム式 スケールパッカー」が持つ計量精度という強みを継承しつつ、2022年発売の「シャフト式 スケールパッカー」で得たロードセルの小型化・軽量化の知見を融合させ、小型ビーム式 デジタルロードセル(計量装置)を新開発。
新型スケールパッカーに採用することで、標準車と同水準の投入口地上高及び最大積載量を実現し、廃棄物処理事業者のさらなる業務効率化と適正な廃棄物管理に貢献できるようになっている。
なお、新型スケールパッカーの対応車種は、プレス式ごみ収集車「プレスパック」、回転板式ごみ収集車「パックマン」(排出板押出式)の主要モデル(※)で、オプションで設定される。
※パックマンチルト(ダンプ式)、プレスパックEXP等、一部モデルを除く
新型ビーム式 スケールパッカーの特徴
1.±10kgの高精度計量
新開発の小型ビーム式デジタルロードセルを採用し、計量精度±10kgを実現。さらに、傾斜地(傾斜角5°未満の傾斜地を想定)でも高い計量精度を維持する。
2.標準車と同水準の全高・全長による作業性の確保
ロードセル本体の小型化とレイアウトの改良により、標準車と同水準の全高・全長を確保。最大安定傾斜角度(転角性能)と機動性・作業性の向上により、効率的な作業が可能になっている。また、従来製品では対応できなかった2tプレスパック「GB43-220」、及び高容積プレスパック「GB69-230H」「GB83-230H」への搭載も可能になった。
3.軽量化による最大積載量の確保
フレーム構造及びロードセルのレイアウトを最適化することにより、充分な強度を確保しながらも大幅な軽量化を実現。これにより積載量の確保を実現している。
4.オプション価格(※シャシー及びごみ収集車本体の価格は除く)
4トン車:351万円(希望小売価格、消費税抜き)
2トン車、3.5トン車:338万円(希望小売価格、消費税抜き)







