2026年5月に商品改良を受けたスズキ ハスラー。フロントマスクの変更も目を引くが、実はもっと注目したいのが安全装備の大幅な進化だ。ブラインドスポットモニター(BSM)をスズキの軽自動車として初採用したうえ、全車速ACCや車線維持支援まで全車標準。もはや安全装備は小型SUV顔負けの充実ぶりなのだ。
文/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】イケてるだけじゃない! 新型ハスラーのかなり高い実用性をチェック!(13枚)画像ギャラリースズキ軽初のBSMをなんと全車に標準装備!
2026年5月27日に商品改良されたハスラー。その大きなポイントが予防安全装備のアップデートだ。
まず衝突被害軽減ブレーキは、最新の「デュアルセンサーブレーキサポートII」に進化した。ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせ、車両や歩行者だけでなく、自転車や自動二輪車も検知対象としている。
さらに交差点での検知にも対応。右左折時や出合い頭など、事故につながりやすい場面までカバーするようになった。
そして今回の目玉といえるのが、ブラインドスポットモニター(BSM)とリヤクロストラフィックアラートの採用だ。
BSMは車線変更時などに斜め後方から接近する車両を検知してドライバーに注意を促す装備。ミラーや目視だけでは確認しにくい位置にいるクルマの存在を知らせてくれる。
いっぽうリヤクロストラフィックアラートは、駐車場などからバックで出る際、左右から接近する車両を検知するもの。背の高いクルマに挟まれた駐車スペースなどでは、特にありがたい装備である。
この2つはスズキの軽自動車として初採用。それだけでもニュースだが、驚くのはHYBRID Xやタフワイルドといった上級車だけではなく、159万9400円の最安HYBRID Gを含めて全車標準装備としたことだ。
ACCも電動パーキングも全車標準になった!
2026年型ハスラーの進化は、事故を防ぐための装備だけではない。運転そのものをラクにしてくれる機能も一気に充実した。
ACCは全車速追従機能付きとなり、さらに渋滞時の停止保持機能も備えた。先行車に合わせて速度を調整するだけでなく、渋滞で停止した際にも停止状態を保持してくれるのだ。
加えて車線維持支援機能も全車標準。高速道路を使ってキャンプやアウトドアへ出かけることも多いハスラーだけに、ロングドライブでの疲労軽減にも効いてくる。
さらに電動パーキングブレーキとブレーキホールドも全車に標準装備された。信号待ちなどでブレーキペダルから足を離しても停止状態を維持できるため、街中での運転もずいぶんラクになる。
ハスラーといえば、丸目のヘッドランプとSUV風のスタイル、そして遊び心のあるインテリアが魅力の「遊べる軽」というイメージが強かった。
しかし2026年型は、それだけではない。衝突被害軽減ブレーキからBSM、リヤクロストラフィックアラート、全車速ACC、車線維持支援、電動パーキングブレーキまで揃える。
しかも重要なのは、これらをグレードによって出し惜しみしなかったこと。最安HYBRID Gを選んでも、先進安全・運転支援装備の基本部分はしっかり手に入る。
軽だから安全装備もそれなり、という時代はもう昔。2026年型ハスラーを見ると、軽自動車と小型SUVの装備差は確実に縮まっていると感じさせられるのだ!
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