1983年に登場し、同年の日本カー・オブ・ザ・イヤー、翌1984年には自動車として初となるグッドデザイン大賞を受賞したワンダーシビック。M・M思想のもとで極限まで広げられた室内空間と、当時衝撃を与えた直線基調のスタイリッシュなロングルーフデザインなど、今なお多くのクルマ好きの記憶に鮮烈に残っています。本記事では、昭和のカーライフを彩った「ワンダーシビック」の魅力を写真ギャラリー形式でたっぷりと振り返ります。
文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、ホンダ
ワンダーシビックの外装
ワンダーシビックは居住空間と空力性能を両立させるために居住スペースを限りなくリアに伸ばし、テールエンドで思いっきり切ったようなデザインとした。
フロントから見るとワイド&ローなフォルムとなっていて、低重心で走りを意識したデザインとなっていることがわかる。
リアをスパッと切ったようなデザインとすることで、空気の剥離を抑えることができるようになった。またスペース面では後席のヘッドクリアランスを確保できたため、後席を後ろに下げることができ、膝元空間を確保した。
テールゲートアッパーガーニッシュを装備し、フィンによって風の流れを調整することで、揚力を抑えつつ泥やほこりの巻き込みを抑えている。
リアゲートに大型の曲面ガラスを採用することで、他のクルマにはない美しいリアビューを実現した。
180°広角払拭式大型リアワイパーを装備することで、雨の日の後方視界もしっかりと確保できるようになっていた。
ワンダーシビックの内装
室内との自然な一体感を生み出すために、フルフラップラウンド・インストルメントパネルとすることで、車内を視覚的な流れの中でとらえられるように。
上位グレードにはカラード液晶デジタルメーターを装備することで、走りに必要な情報を素早く確認できるような仕様に。
車内は外装と内装を同時開発したことで、ハッチバックとは思えない広さを実現した。またM・M思想に基にメカニズムの高性能化と高密度化を図り、スペース効率を高めた。
さらにルーフ部分を極限まで延長することで頭上空間を広くし、そしてドアライニングの形状も徹底的に工夫した。
そうしたことで、フロントシートをリクライニングすることでフルフラットな車内を作り上げることができるものに。
リアシートをフォールダウンできる機構とすることで長尺ものも積めるような作りに。
4-WAYスモークドガラス・サンルーフは車内に入る光量を増やすことで、より気持ちの良い車内空間を実現。
ラゲッジスペースはリアシートが倒せるようになっているため、十分なスペースが確保できるようになっている。
SOHC 12バルブ・クロスフロー エンジンは4バルブ並みの吸排気効率も実現しながら、2バルブ並みのコンパクトさを実現した。















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