後方視界の見やすさと、万一の事故に備える録画性能。どちらも妥協したくないドライバーに注目の新製品が登場する。パイオニアのカロッツェリアが2026年12月に発売するデジタルミラー型ドライブレコーダーは全3機種。純正ミラー交換タイプから高解像度モデルまで、それぞれの特徴と選び方をチェックする。
文:ベストカーWeb編集部/画像:PRTimes
【画像ギャラリー】カロッツェリアのデジタルミラー型ドラレコ3機種が登場! 注目の違いとは(13枚)画像ギャラリー後方視界も録画画質も進化! カロッツェリア新型ドラレコ3機種の実力
バックミラーでは後方が見えにくい、夜間の映像をもっと鮮明に残したい、後付けの機器で車内の見た目を損ないたくない……。そんなドライバーの悩みに応えるのが、デジタルミラー型ドライブレコーダーである。
パイオニアは2026年10月8日、カロッツェリアブランドの新製品として「VREC-MR800D」「VREC-MS700D ll」「VREC-MZ300D ll」の3機種を発表した。いずれも12月発売予定で、希望小売価格はオープン価格となっている。
デジタルミラー型ドラレコは、カメラで撮影した後方映像をミラー型モニターに表示しながら、走行中の映像などを記録できるのが特徴だ。後席の乗員や荷物で視界が遮られる場面でも、カメラ映像を使って後方を確認できる。
今回の新製品で注目したいのは、画質だけでなく、純正ミラーとの一体感やカメラの取り付け方法まで考慮したラインアップであることだ。
純正ミラー交換型からWQHD対応まで! 3機種の違いをチェック
3機種のなかでも、車内の見た目を重視する人に注目してほしいのが「VREC-MR800D」だ。純正ミラーを交換して装着するタイプで、専用のデジタルミラー取付キット(別売)を使うことで、後付け感を抑えたすっきりとした取り付けを目指している。
2026年8月時点で、取り付けに対応する車種は78車種。専用取付キットは税込6600円で、適合車種やキットの詳細はパイオニアの公式サイトで確認できる。GPSアンテナも本体に内蔵しているため、ダッシュボード上にアンテナを設置する必要がない。愛車のインテリアをできるだけ崩したくないオーナーには、うれしいポイントだろう。
映像面では、リアカメラに59fpsの高フレームレートを採用。OMNIVISION製の「PureCel Plus-S」技術を搭載したCMOSセンサーとデジタル伝送方式を組み合わせ、昼夜を問わず鮮明な後方映像の表示・録画を目指している。
モニターは最大輝度1500cd/m3の11V型IPS液晶。自動輝度調整機能を備え、トンネルの出入りなど明るさが急に変わる場面にも対応する。後方映像のズーム機能も搭載するが、倍率を上げると解像度が下がる点には注意したい。
フロントカメラは370万画素で、連続録画・イベント録画・手動イベント録画の3モードに対応。最大24時間の駐車監視機能や、64GBのmicroSDカードも備える。メーカー保証は3年間だが、microSDカードなどの消耗品は対象外となる。
一方、バンド固定タイプの「VREC-MS700D ll」は、画質を重視する人に向いたモデルだ。前後カメラとも370万画素のWQHD(2560×1440)に対応し、SONY製CMOSセンサー「STARVIS 2」を採用。夜間走行時や暗い駐車場での録画にも配慮した「ナイトサイト」を搭載する。
前後カメラを独立させたセパレートタイプで、ケーブルコネクターの形状や配置を工夫し、配線の露出を抑えている。GPSアンテナはフロントカメラに内蔵。高精細な映像記録と、すっきりした装着を両立したい人にとって、有力な選択肢となりそうだ。
もう1機種の「VREC-MZ300D ll」は、前後フルHD録画に対応するモデル。200万画素のカメラとOMNIVISION製「PureCel Plus」センサーを採用し、こちらも「ナイトサイト」を搭載する。フロントカメラがミラーと一体化した構造で、リアカメラは防水・防塵対応。車外への設置も可能だ。
3機種とも11V型の大画面モニター、3種類の録画モード、SDカードの断片化を軽減する「SDカードフォーマットフリー機能」を備える。64GBのmicroSDカードも付属する。なお、「VREC-MS700D ll」と「VREC-MZ300D ll」で最大24時間の駐車監視機能を使うには、別売の駐車監視ユニット「RD-DR003」(税込6600円)が必要だ。
購入前には、画質だけでなく、車種への適合、取り付け方法、駐車監視に必要な追加機器まで確認しておきたい。純正ミラー交換による一体感なら「VREC-MR800D」、前後WQHDの高精細録画なら「VREC-MS700D ll」、フルHD対応とミラー一体型カメラの取り付けやすさを重視するなら「VREC-MZ300D ll」が選択の目安となる。
デジタルミラー型ドラレコは、単なる録画機器ではなく、日々の後方確認をサポートする装備でもある。価格はいずれもオープン価格のため、発売後に販売店で実売価格や取り付け費用を確認し、愛車に合う1台を選びたい。















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