ジムニーのカスタムといえばリフトアップが定番だが、その逆を行くスタイルが登場する。シーエルリンクと石川涼氏が発表したのは、ジムニーノマドを1990年代初頭のアメリカンSUV風に仕立てるカスタム仕様だ。角目ヘッドライトや1インチローダウン、専用RECAROシートなど、そのこだわりを紹介する。
文:ベストカーWeb編集部/画像:PRTimes
【画像ギャラリー】ジムニーノマドが角目×ローダウン! 90sアメリカンSUV仕様に注目(6枚)画像ギャラリーリフトアップだけじゃない! ジムニーノマドの新しい楽しみ方
ジムニーノマドを、自分らしいスタイルに仕立てたい。そんなオーナーの選択肢を広げそうなカスタムプロジェクトが発表された。
手がけるのは、ジムニーやランドクルーザー向けのカスタムパーツを展開するシーエルリンク株式会社。ファッションブランド「VANQUISH」「#FR2」の創設者である石川涼氏とともに、ジムニーノマドをベースにした「90sアメリカンSUV仕様」を開発している。
狙うのは、1990年代初頭のアメリカンSUVを思わせる、低く構えたシルエットと存在感のあるフロントフェイスだ。オールブラックのボディを軸に、角目ヘッドライトや専用グリルを組み合わせることで、ジムニーノマドの角張ったボディを生かしながら、独自の世界観を打ち出す。
この車両は、2027年1月15日(金)から17日(日)まで幕張メッセで開催される「東京オートサロン2027」に出展予定。イベントに合わせて受注も開始される。販売形態や価格は現時点で未発表だ。
角目ヘッドライトに1インチローダウン! 内外装をトータルで仕立てる
今回のカスタムでまず目を引くのが、フロントフェイスの変更だ。角目ヘッドライトコンバージョンキットに専用グリル、専用フロントバンパーを組み合わせ、丸目とは異なる精悍な表情をつくり出す。専用エンブレムも採用し、細部まで統一感を持たせる構成だ。
そして、もうひとつの大きな特徴が車高である。
ジムニーのカスタムでは、悪路走破性や迫力あるスタイルを意識したリフトアップが定番のひとつ。しかし、この仕様ではアイバッハ製コイルスプリングとビルシュタイン製ショックアブソーバーを組み合わせた、1インチローダウンキットを採用する。
車高を下げることで、1990年代初頭のアメリカンSUVを思わせる低く構えたプロポーションを目指すのがポイントだ。リフトアップとは違う方向性でジムニーの魅力を引き出そうという発想は、カスタムの幅を広げる提案といえる。
足元には、C.L.LINKの「UNIONRIM TX」16インチホイールと、TOYO TIRESの「OPEN COUNTRY H/T II」215/70R16タイヤを組み合わせる。さらに、リアはスペアタイヤを取り外し、ボディ同色のリアスムージングパネルで仕上げる。スモークテールランプやレッドリフレクターレンズ、C.L.LINKのリアマフラータイプ1も採用し、フロントからリアまでデザインの方向性をそろえている。
内装にも手を抜かない。フロントには専用RECAROシート、リアには専用シートカバーを採用し、外観だけでなく室内までコンセプトを統一する。
注目したいのは、単にパーツを交換するだけでなく、クルマ全体をひとつのデザインとして仕立てようとしている点だ。ファッションやブランドづくりを手がけてきた石川氏の視点と、四駆向けカスタムパーツを展開するC.L.LINKの知見を組み合わせたプロジェクトらしい方向性である。
もちろん、今回発表された仕様は開発中のもの。ローダウンによって見た目が変わる一方、実際の乗り味や悪路での使い勝手など、購入を検討するなら確認しておきたいポイントもある。とくにジムニーらしい走破性を重視するオーナーは、完成車両の仕様や使用条件をチェックしたいところだ。
価格や販売形態、最終的な仕様は、東京オートサロン2027で発表される予定。ジムニーノマドをリフトアップとは違う方向で楽しみたい人にとって、今後の続報が気になる一台となりそうだ。








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