100周年を迎えたスズキとマツダから、スイフト/スイフトスポーツの仕様変更、CX-3の追加モデル、マツダ2の特別仕様車の報が届いた。いずれも日本を代表するコンパクトカーたちだ。
海の向こう、2015年にシトロエンから独立したDSからはDS3クロスバックに追加仕様が登場。こちらもコンパクトクラス。かつてのボルボの躍進のように今後の「台風の目」になるかも!!?
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※本稿は2020年5月のものです
文:ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2020年6月26日号
■スズキ スイフト/スイフトスポーツ(一部仕様変更・5月15日発売)
スズキのコンパクトカー/コンパクトスポーツであるスイフト/スイフトスポーツが一部仕様変更された。
今回の一部仕様変更では、後退時ブレーキサポートや後方誤発進抑制機能、リヤパーキングセンサーのほか、アダプティブクルーズコントロール、車線逸脱抑制機能、標識認識機能に加えて、隣接車線の後方から接近する車両を検知するブラインドスポットモニター、それに駐車場などで自車の後方左右から接近する車両を検知するリヤクロストラフィックアラートを全車に標準装備(MT車などの一部の仕様は除く)。安全装備の充実化が図られた。
また、スイフトはグレード構成の見直しを実施。新たにエアロ形状の前後バンパーやルーフエンドスポイラーを装着したハイブリッド車を設定するなど、計5モデルのラインナップとなった。
さらにスイフトはフロントグリルを立体感のあるデザインに変更。アルミホイールも一部グレードが新デザインに変更されている。
●価格:153万5600円~
■マツダ CX-3(追加モデル(1.5L車)5月18日発表)
マツダのコンパクトSUV、CX-3に1.5Lガソリンエンジン車が追加された。
これまでCX-3は2Lガソリン車と1.8Lディーゼルターボ車のみだったが、エンジンラインナップを拡大。搭載する1.5L直4エンジンは111ps/14.7kgmを発揮。2WDと4WDが設定され、トランスミッションは6速ATのみとなる。
追加されたグレードは「15S」「15Sツーリング」の2種類。
●価格:189万2000円~
■マツダ2「ホワイトコンフォート」(特別仕様車・5月13日発売)
マツダ2に白本革を基調とした内装の特別仕様車「ホワイトコンフォート」が設定された。
この特別仕様車は「Lパッケージ」をベースに白本革とスエード調人工皮革、クロス素材を組み合わせたシートを採用。モダンで心地いいインテリア空間を実現したモデルとなっている。
またマツダ2の全モデルに新ボディカラーの「ポリメタルグレーメタリック」を追加で設定した。
●価格:216万7000円~
■DS3クロスバック グランシック(追加仕様・5月14日発売)
2015年にシトロエンから独立して単独のブランド、DSのDS3クロスバック「グランシックグレード」に、最上級インテリア「OPERAインスピレーション」をオプション設定するなどの仕様変更が実施された。
「OPERAインスピレーション」はナッパレザーシートやムラ染に仕上げたダッシュボードなどを採用したインテリアのオプションで、価格は30万円。また、同時にDS3全モデルの燃費は、JC08モードで20.9km/Lに改善された。
●価格:416万円~
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