軽BEVは本当に維持費が安いのか? しかも自宅充電なしで4年間使ったら、ガソリン車との差はどこまで出るのか!? 三菱eKクロスEVを実際に所有し続け、充電代からローン、税金、保険、車検までかかった費用をすべて洗い出した。カタログでは見えない、軽BEVのリアルなランニングコストをガチ検証する!
文:GOOD CARLIFE Channel/ゼミッタ・徳田悠眞/写真:ベストカーWeb編集部、三菱
【画像ギャラリー】三菱らしいダイナミックシールド好きならマイチェン前eKクロスEVもアリでは!?(11枚)画像ギャラリー充電代は7万9203円! 維持費をガチで計算してみた
ekクロスEVが納車されて4年。その間のランニングコストは約74万円となった。思ったよりも高い?それとも安いのか? 今回は軽BEVのリアルな維持費を全て紹介する。
自宅充電不可の環境で購入した電気自動車。そんな状況で使ったら不便なのか? という答えが気になって買ってしまったが、そんな話はさておき、充電代は8万円弱となった。急速が3万8225円、普通が4128円、そこに三菱充電カード代(入会金1650円・基本料3万5200円)を足した額。
当初は三菱ディーラーで充電すれば「165円/30分」という破格だったが、2025年の値上げでなんと5倍に! もちろん、基本料やそれ以外の利用料金も上がった。ちなみに、4年乗って走行距離は9570km。同距離でekクロスターボをシミュレーションするとガソリン代は9万1805円に(165円/L・WLTC燃費21.5km/L×0.8で算出)。
「不便でもガソリン車に比べたら充電代安いから」といった理由で外充電勢にも多少はおススメできた時期はあった……が、今は違う。ガソリン車とのコスト差は小さいため、自宅充電できない方でコスパ&タイパを重視するなら軽BEVはおススメできない。
ローン金利手数料は18万6649円、これはアリかナシか
総額265万円、残クレ5年、頭金50万円のプランで購入したekクロスEV。それで月々支払額は2万6700円、48回合計で128万1600円となる。だが、肝心なのは元金ではなく金利手数料。4年前は金利が低かったので意外と嵩まなかった。現ナマで買えば余計なお金を払う必要はないが、手元からガバッとキャッシュが消えるのが一般的にデメリットと言われる。
とはいえ、ぶっちゃけた話、余裕がなければローンを組むしかないので(そんな財政状況でクルマを買うなというツッコミはなし)、残クレで買ったら4年で20万円程度は払う必要ありと思ってほしい。
その他でかかった費用は47万6450円
毎年かかるのが軽自動車税。登録翌年度はグリーン化特例で2700円。電気自動車の良いところで75%減税だ。一方、翌々年度以降はガソリン車同様の1万800円となり、合計3万5100円。任意保険はネット型に加入し、車両保険付きで総額20万3250円だった。26年の料率クラスは対人:3、対物:4、人身:4、車両:6といずれも低い。
ゆえに車両保険ありでも大きな額にはならず。メンテナンス費用は合計7万4100円。車検が7万2560円と安く抑えられたのは消耗品交換がほぼなかったから。メンテパックに加入していたので、追加で掛かったのはリヤワイパーゴム(1540円)のみ。
その他(洗車代:4000円、駐車場代:16万円)を足すと総額74万2302円。単純に4年(48ヶ月)で割ると、月々約1.5万円強が必要になる。しかし、走行距離が増えれば充電代が上がったり、任意保険は年齢条件等でこれより下がったり、色々と変動するはず。一つの目安として参考にしていただきたい。
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