2021年1月15日(金)~1月17日(日)に幕張メッセ(千葉)で開催されるはずだった、東京オートサロン。感染症拡大のため実地開催は中止されたが、本来ならそこに出展されるはずだったクルマが、各メーカーから公開されている。
今回紹介するのはホンダ。2台のコンセプトカーが出展されるはずだったようで、その写真が2021年1月8日、Web上で公開された。本稿ではその2台、特に注目したい新型フィットをベースとした「FIT e:HEV CROSSTAR カスタム」を中心に紹介します。これ、大変カッコいいのでなんとか市販してくれませんか…。
文/ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】…その名も「けもフレ フィット」3年前のオートサロンを沸かせた出展車も市販を待ち続けてます!!
■ライバルに負けず本格SUV発売を!!
東京オートサロン2021のホンダブースに出展されるはずだったコンセプトカーは2車種。そのうち一台が「FIT e:HEV CROSSTAR カスタム」。新型フィットのアウトドア仕様で、オリジナルのフロントグリルとルーフキャリアが架装されている。
ホンダフィットのライバルであるトヨタヤリスには「ヤリスクロス」という派生SUVが存在し、大ヒットしている。いっぽうフィットには「クロスター」というSUV「風」のグレードが用意されているが、あくまで「風」であり、標準仕様との差別化はできていない。
2020年2月に発表発売となった現行型(4代目)フィットは、今後さまざまな派生モデルが用意されている。2021年春にも発表されるであろう新型ヴェゼルも、現行フィットと同じプラットフォームが利用されるだろう。もちろん次期ヴェゼルにも期待が大きいが、それとは別に、もうすこしマイルドなSUVがあっても嬉しい。トヨタにライズ、C-HR、ヤリスクロス、RAV4、ハリアーがあってどれも売れているところを見ると、国内のSUV需要はまだまだ根強いということだろう。
そもそもここ最近のホンダは「日本市場ではN-BOXが売れてるからそれでいいだろう」と考えているフシがある。たしかにN-BOXは売れているしいいクルマだが、それだけではホンダ販売店とホンダファンはどんどん少なくなっていく。すくなくともトヨタに食らいつく気概を見せていただきたい。
FIT e:HEV CROSSTAR カスタム、発売をお待ちしております。
なおこのモデルの情報は2021年1月15日からオープンする「Honda カスタマイズカー特設サイト」にて公開され、順次コンテンツが追加されるという。また同時に「バーチャルオートサロン2021」でも見ることができる。
■Honda カスタマイズカー特設サイト
■東京オートサロン2021 バーチャルオートサロン2021
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