ホンダから最終仕様「Type S」の発売と、それにともなう2022年いっぱいでの生産終了とが報じられていたNSX。日本国内での発表は8月末頃と報じられていたが、アメリカでは一足先に価格とスペックが公開された(「アキュラ版」ではあるが)。
最終仕様でありハイスペック版ということもあって高額の値付けが予想されたが、北米仕様の価格は標準仕様Type Sが16万9,500ドル(日本円で約1854万円)、軽量仕様(ライトウェイトパッケージ)が18万2,500ドル(日本円で約2000万円)。
あ…あれ? 安くない??(それでも高いけど)国内仕様のNSX(従来仕様)は車両本体価格2420万円なのですが…。以下、発表資料を整理してお届けします。
文/ベストカーWeb編集部
写真/HONDA
■アメリカでは約1854万円って…マジで?
2021年8月3日、ホンダは現行型(2代目)NSXの2022年いっぱいでの生産終了と、最終仕様「Type S」の同年8月中発表を告知した。
上記第一報によると、最終仕様「Type S」は2代目NSXにおけるチャレンジの集大成として、さらなる性能向上とデザインの追求、「走る喜び」や「意のままに操る」喜びを提供し、これまでのご愛顧に対する感謝を込めた特別なモデルとなるそう。
さらに限定カラーとなる新色のマットカラーを設定するなどして、全世界で350台限定(国外320台、国内30台)の販売を予定しているという。
当サイトでも、NSXの生産終了と最終仕様の発売を即日報じ、日本仕様の発表は8月中(おそらく末日)、即日完売するだろうことと、パフォーマンス向上やデザイン変更もあるためかなり高額化する(従来仕様が2420万円なので、Type Sはおそらく3000万円以上?)ことを予想として報じた。
いっぽう8月13日(アメリカ)、北米ホンダとアキュラは日本仕様発表を前にして、北米仕様のスペックと価格をいち早く公開(そういうところだぞホンダ…)。外観デザイン写真も大量に発表した。
本記事冒頭で紹介したとおり、正式発表(北米仕様)によると標準仕様Type Sは16万9,500ドル(日本円で約1854万円)、軽量仕様(ライトウェイトパッケージ)が18万2,500ドル(日本円で約2000万円)となる。予想よりだいぶ安いが…。繰り返すが、日本仕様の正式発表(および価格発表)は8月末頃となる見込み。
【画像ギャラリー】内装も走行シーンも!! NSX最終仕様Type S(北米仕様)の絢爛豪華な全写真(32枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方