クラウンドファンディングサービスMakuakeで応援者を募っているディーフのフューエルキャップカバーに注目したい。かつてさまざまなフューエルキャップカバーが発売されてきたが、ここまで本気で作り込まれたものはなかった。
アルミの塊からひとつずつ丁寧に削り出し、ドライカーボンを使用してディテールの隅々までこだわり抜いたレーシングなデザイン。ホンモノ志向のその作りと感触がプレミアム感を演出し、クルマを愛する者をうならせる。本格派フューエルキャップカバーで自己満足を爆アゲしようじゃないか!
文/江藤誌惠 写真/ディーフ
【画像ギャラリー】贅沢な素材感が圧倒的な存在感を放つ!!(7枚)画像ギャラリー上等のパンツを履くかのごとく、最高のフューエルキャップカバーを!
「フューエルキャップ交換」にメリットはあるのか?と問われると、メリットはない。しかし、上等のパンツを履いただけで己の格が上がったように感じるのと同じように、見えないおしゃれはとても大切だ。
給油口を開けたとき、そこに安っちいプレスチック製のフューエルキャップがあるのと、ドライカーボン仕様のアルミ削り出しフューエルキャップがあるのと、どちらが心躍るだろうか。答えは一目瞭然。この見えないこだわりは自己満足に過ぎないが、そこまでこだわるのがクルマ好きというものだ。
かつてないほど贅沢な素材で作られたプレミアムなカバー
ドライカーボンの質感、ヘキサゴンボルトの存在感などエッジの利いたデザインはレーシングパーツの雰囲気に近く、射出成形された樹脂部品のような量産品感はない。重厚ながらシンプルなデザインが機能美を漂わせる。
この本格派フューエルキャップカバーを作ったのは、ホンモノ志向のモノ作りをモットーに、アルミニウムやカーボン、アラミド繊維などの特殊素材を使ったスマートフォン関連で多くの製品をデザインしてきた「ディーフ」という会社だ。
レーシングマシンで多用されるCNC精密切削加工で作られ、強度部品として使われるA6061アルミ合金のモノブロック材から、ひとつひとつ時間を掛けて丁寧に削り出された贅沢なフューエルキャップカバー。
アルミニウム合金仕様には、これまでのA6063よりもさらに高強度で耐食性に優れたA6061を採用。A6063よりも約30%引張強さと耐力がアップしているという。正直、フューエルキャップカバーに耐力は不要だが、質感や感触重視でこの贅沢な素材を使う辺りが、ホンモノ志向のたまらないこだわりなのだ。
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