■赤いボディはハッチバック、シルバーは…?
2018年11月8日午後5時30分、マツダは「米・ロサンゼルスショー(11/28〜12/9)にて、新型Mazda3を世界初公開する」と発表。1枚のティザー(事前公開)画像とともに、短いリリースを公開した。
「Mazda3」はアクセラの輸出名。
つまり、2019年春にも日本発売が予想されている次期アクセラの市販バージョン(北米仕様)が、もうすぐ開幕するロサンゼルスショーに出品されるのだ。
今回発表されたティザー写真により判明した最大のポイントは、「セダンもハッチバックと同時に発表される」ということ。
上記ティザー写真を見ると、右側に写る赤いハッチバックボディ(「アクセラスポーツ」)とともに、左側にあるシルバーのモデルはセダンボディを持っていることがわかる(「アクセラセダン」)。
次期アクセラといえば、昨年秋の第45回東京モーターショーに出品された「魁コンセプト」がデザインモチーフとなっており、ハッチバックボディばかりが注目されていた。
しかし現行型にもアクセラにはセダン仕様が用意されており、次期型にもそれが引き継がれることが、今回明らかになったということだ。
今回の発表内容ではエンジンラインアップやボディ寸法、正式発売日などは明らかにされていないが、出品車(北米仕様)に関してはロサンゼルスショーの報道発表会(11/28か29日でまだ未確定)で明らかにされるだろうし、日本仕様は2019年春の発売に向け、順次公開されてゆくだろう。
(もしかしたら2019年1月の東京オートサロンに出品されるかもしれない)
搭載されるエンジンは、夢のガソリンエンジン「SKYACTIV-X」(2Lに超リーンバーンガソリンエンジン)と、CX-3に搭載される1.8Lディーゼルの2本立てが有力となる。
■2018年、マツダの新車はゼロだった
2018年11月8日にマツダから公表されたニュースリリースの文言は以下のとおり。
====(ここから引用)====
新型Mazda3は、日本の美意識の本質を体現することを目指す深化した「魂動デザイン」を採用。また、人間の持つバランス能力を最大限に引き出すことを追求した新世代車両技術「SKYACTIV-Vehicle Architecture(スカイアクティブ・ビークル・アーキテクチャー)」や、さまざまな走行シーンで意のままの加減速を可能にする最新の「SKYACTIVエンジン」などを搭載し、クルマとしての基本性能を飛躍的に向上させています。
マツダは、この新型Mazda3から新世代商品の幕を開け、新たな次元の「走る歓び」をお客様にお届けします。
====(引用終了)====
今年(2018年)、マツダは新型車を1台も発表していない。
細かい年次改良や追加設定、新エンジン追加などは実施しているが、型式登録をともなう新型車の発表発売はゼロだった(直近は2017年9月発表、12月発売のCX-8)。
そのマツダが、満を持して2019年に登場させるのが新型アクセラとなる。
画期的な新技術と美しボディフォルムを武器に、2019年の新車市場を大いに沸かしてくれることを期待したい。
このモデルの新型情報は、入手次第当サイトにて順次お伝えしてゆきます。
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