ちょっとした車種でも6カ月待ちくらいになってしまうのが昨今の新車事情。「新車のような中古車」を選べば、人気モデルでも“ほぼ即納”!! 価格が跳ね上がりがちな輸入車でも、モデル次第でいいものが安く買える!!! オススメモデル10台をご紹介!
●狙え「即納&未使用」中古車大研究! 新車販売上位モデルなら「プレミアム価格」なしの物件もあるぞ!!!
●依然状況変わらずの納期問題 「プレミア価格」覚悟なら大注目の「即納未使用中古車」10選
※本稿は2022年10月のものです
文/伊達軍曹、写真/ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2022年11月10日号
■価格高騰の輸入即納中古車! だがそれがすべてではない!
お金持ち各位の間で圧倒的な人気を誇るメルセデスベンツ Gクラスは、今や新車の注文をすること自体が難しく(できないこともないようだが)、注文できたとしても、納車時期はまったく不明。
ということで、ぜひともGクラスの“即納中古車”には注目したいところなのだが、そちらはそちらで「バカみたいに高い(新車価格の2倍以上)」という大問題がある。それゆえ、一般的には論外な選択肢となるだろう。
しかしすべての輸入車の即納中古車が論外なわけでは決してない。
微妙に型遅れにはなってしまうが、ボルボの人気SUVであるXC60やXC40の2022年モデル48Vハイブリッド車は意外と安く、BMWのなかでも中古車の流通量が多い3シリーズはそこそこリーズナブル。
フランス勢では、2022年4月にデビューした「最強Cセグ」こと新型プジョー308の中古車はまだ全然流通していないが、それよりはちょい古い2020年7月デビューのBセグハッチバック「プジョー208」であれば、走行数十kmレベルの2022年式アリュールが豊富で、しかも新車価格より数十万円お安く見つけることができる。
大人気のGクラスやポルシェ911、あるいはランドローバー ディフェンダーあたりは、中古車であっても「庶民にはまったく無縁の世界」と断言できるわけだが、そのほかの一般的な輸入車の’22年式低走行中古車であれば─格安とまではもちろん言えないものの、「けっこうリーズナブルなお値段」で狙うことができるのだ。
しかも現車が販売店に置いてあるという中古車の特性上、当然ながら“即納”である。新車の納期が長ければ長いほど、それをさっそく手に入れて乗り回すことにはバリューが生まれるだろう。
■フォルクスワーゲン T-Cross
●新車納期:1~6カ月
●新車価格:292万5000円(TSIアクティブ)
●新古車価格:280万~290万円
即納在庫車もあるにはあるが、その数は少なめで、注文するとなると約半年待ちにはなる模様。在庫車がなかったり、もしくは待つのがかったるい場合は、走行数百kmレベルの中古車を新車のちょい安で狙いたい。
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