発想力が凄い! やるな日産! 思わずぶっ飛んだ日産のオートサロン出展車! 

発想力が凄い! やるな日産! 思わずぶっ飛んだ日産のオートサロン出展車! 

 東京オートサロンの日産ブースには、GT-R 2024年モデル&GT-R NISMO 2024年モデルを筆頭に、新型Zカスタマイズエディション、ルークススウィートコンセプト、セレナハイウェイスターアクセサリーコンセプトなど、怒涛の参考出品車の出品ラッシュ! さっそく、東京オートサロンの現場からお届けしよう。

文/ベストカーweb編集部
写真/ベストカーweb編集部

■これが最後のR35GT-R? GT-R2024年モデル&GT-R NISMO 2024年モデル

GT-R2024年モデル。フロントマスクが大胆にチェンジ。Vモーショングリルがなくなり、グリルが小さくなり、バンパー左右のデイライト(ハニカム形状)が特徴
GT-R2024年モデル。フロントマスクが大胆にチェンジ。Vモーショングリルがなくなり、グリルが小さくなり、バンパー左右のデイライト(ハニカム形状)が特徴

 日産ブースの一番のトピックスはGT-R 2024年モデル&GT-R NISMO 2024年モデル。詳細な紹介記事は本サイトの別項に譲るが、今回、まだまだGT-Rが生き残っていくと分かっただけでも大収穫。

 フロントおよびリア回りのエクステリアデザインを刷新し、GT-R登場以来初となるリアウイングの形状を変更。2022年モデルにもラインナップされていた2つのT-SPECも引き続き販売される。

、ハニカム形状のデイタイムライト
、ハニカム形状のデイタイムライト

 GT-R NISMOは、さらなるダウンフォースを追求するために、空力性能を向上させるためにエクステリアを一新。+13%ものダウンフォース増加で、4輪の接地荷重をアップ。

 また史上最高のトラクションマスターを目指して、フロントメカニカルLSDを装備することでコーナリング性能を向上させた。このフロントメカニカルLSD採用により、コーナリング立ち上がり時のフロント内輪差空転を防止し、コーナー出口で、以前のモデルに比べ0.6台分タイムが速いという。

リア回りのデザインも大きく変わっている。リアスポイラーは2007年の登場以来初のデザイン変更
リア回りのデザインも大きく変わっている。リアスポイラーは2007年の登場以来初のデザイン変更

 GT-R2022年モデルは、新車外騒音規制に対応していなかったが、GT-R2024年モデルは法規対応するとともに、排気抵抗をキープしながら迫力のある新たなGT-Rサウンドを実現した、新構造マフラーを装着している点にも注目だ。

GT-R NISMO 2024年モデル
GT-R NISMO 2024年モデル

 現在、ブランドアンバサダーの田村宏志氏は「2022年モデルは大反響と同時に、もっと作ってくれというお叱りを受けました。じゃあ、川口(車両開発主管理)に音消せば(編集部註:新車外騒音規制に対応するため)今後も作り続けられるからやろうよ」とコメント。

 「R35GT-Rはこれが最後になりますか?」と車両開発主管の川口隆志に直撃してみたが「わかりません。それを決めるのはお客様、お客様がR35GT-Rを欲しいと言っていただけるまで、作り続けると思います」とうまくかわされたが、今回の意外に大きなエクステリアの変更やこの新車外騒音規制対応マフラーによって、日産は「まだまだ作り続けます」というメッセージなのだと受け止めた。

 なお、GT-R 2024年モデルおよびGT-R NISMOの発表・発売日は2023年春以降を予定している。

GTマシンを思わせるスワンネックタイプのリアルカーボン製リアスポイラー。リアバンパー、ディフューザーの複雑な形状にも注目
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