トヨタ クラウンセダンにエステート!! 今年は新型クラウン全モデル登場か?

トヨタ クラウンセダンにエステート!! 今年は新型クラウン全モデル登場か?

 2023年も多くの新型車が登場を予定している。そこで2023年登場予定の新型車の「期待できる部分」と「不安を感じる部分」を岡本幸一郎氏に分析していただいた。これから続々と登場するトヨタ クラウンファミリーに感じる期待と不安とは!?

※本稿は2023年1月のものです
文/岡本幸一郎、ベストカー編集部、写真/TOYOTA、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2023年2月26日号
※ボディサイズは開発目標です。

■さらに盛り上がるクラウン革命!

トヨタ クラウンスポーツ。全長4710×全幅1880×全高1550mmでシリーズで最もスポーティなモデル。最上級モデルにPHEVを設定か
トヨタ クラウンスポーツ。全長4710×全幅1880×全高1550mmでシリーズで最もスポーティなモデル。最上級モデルにPHEVを設定か

 トヨタは2022年7月に新型クラウンの4つのバリエーションを一挙に世界初公開。同年9月に発売を開始したクロスオーバーを皮切りに、1年半の期間に順次、世の中に送り出していく、と宣言。

 新型クラウンの残り3つのモデルについては、開発の遅れなどにより2023年中の登場はない、という情報もあったが、2023年夏にスポーツ、秋にセダン、2024年にエステートというほぼ予定どおりに登場することが決定したもようだ。

トヨタ クラウンセダン。MIRAIと同じGA-Lプラットフォームを採用するFRの可能性は高い。全長5030×全幅1890×全高1470mm
トヨタ クラウンセダン。MIRAIと同じGA-Lプラットフォームを採用するFRの可能性は高い。全長5030×全幅1890×全高1470mm

 新型クラウンの最大の注目点はパワーユニットにある。クロスオーバーはハイブリッド専用車として2.4Lターボのデュアルブースト、2.4LのTHSという2タイプの異なるシステムを用意しているが、今後上級モデルにPHEVを設定し、時代を鑑みればBEVがラインナップされるのは間違いない。

トヨタ クラウンエステート。全長4930×全幅1880×全高1620mmでレクサスRXよりも大型。エステートと命名されているがSUVテイストが強く、使い勝手もよさそう
トヨタ クラウンエステート。全長4930×全幅1880×全高1620mmでレクサスRXよりも大型。エステートと命名されているがSUVテイストが強く、使い勝手もよさそう

 現状ではその詳細はつかめていないが、新型クラウンシリーズは、ボディ形態、ニーズに合わせてパワーユニットをチョイスすることになる。ただし、BEVについては開発時間の問題などから、ラインナップ完成後に追加される可能性もある。

 歴代クラウンがほぼドメスティックカーだったのに対し、新型は約40カ国で販売されるグローバルカーということで、ある意味何でもありの状態なのだ。2025年の登場が有力な高級ブランドに必須のクーペ&オープンの設定もそのひとつで、クラウンは今後も世界を驚かせ続ける!

【画像ギャラリー】驚くのはまだ早い!! 2023年以降にデビューを控えたトヨタ クラウンスポーツ&セダン&エステート(20枚)画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

不死鳥のごとく蘇る! トヨタS-FR開発計画は再開していた! ドリキンこそレジェンドの土屋圭市さんがトヨタのネオクラシックを一気試乗! GWをより楽しく過ごす情報も満載なベストカー5月26日号、堂々発売中!