2022年6月末に早々とオーダーストップがかかり、現行車を注文できなくなっているトヨタ アルファード/ヴェルファイア。筆者の独自取材から新型発表までのスケジュールが判明した。登場はいつになる? 予約はいつから?
文/ジョー城ヶ崎、写真/TOYOTA、ベストカー編集部
■既に新型販売へ向けた動きはスタートしている
この原稿が掲載されている今日現在、トヨタ販売店に対しては、アルファード/ヴェルファイアに関するストーリーBookというものが配信されている。代替わりするので、改めて歴史を振り返っておきましょう的な、復習ドリルのようなものだ。
3月中旬にはマーケティングBookが配信。ここには新型アルファード/ヴェルファイアの支持層やアプローチ層が細かく書かれ、ディーラーとしても見込み客や受注数の予測を立てる時期となる。
細かな車両スペック等が判明するのは、4月上旬以降となる模様。この辺りで販売店向けのプロダクトガイドが掲出され、販売店代表者向けの商品研修会も予定されているようだ。
プロダクトガイドに車両写真が掲載される可能性は低いが、商品研修会を受講してきた営業マンから、新型の雰囲気を聞き取ることはできるだろう。
■先行受注は5月末から! 既に予約を開始しているお店もある?
新型アルファード/ヴェルファイアの価格が判明するのは5月22日~26日の間になる。実質的に、ここからディーラーでは見積書や注文書の作成が可能となるため、先行受注もここからスタートするはずだ。
ただ、最近のトヨタ販社は、各社で先行受注や予約受注の方式を大きく変えている。価格配信前から見込み客を作り、注文順に並べておいて、先行受注を受け付けるパターンが一つ。もう一つは、価格配信と同時に、ヨーイドンで先行受注を受ける形式だ。
前者の場合、自社のアルファード/ヴェルファイア既納客やVIPを優先に注文を入れていくため、一般ユーザーが入り込む隙間は無い。対して後者は、ある程度公平に注文を受け付けるスタイルだ。
トラブルが多いのは前者。既にSNSなどには新型アルファード/ヴェルファイアの予約をしたという投稿も出てきている。ディーラーへの配車枠を大きく超えて、見込み客からの予約を受け、それが全てオーダーされるとなった時には、枠内に入りきらずオーダーが受け付けられないという現象も出てくるだろう。
5月末ごろまでは、注文書の作成は出来ない状態なので、ヨーイドンで注文を受け付けるディーラーを探しておき、先行受注スタートのタイミングを営業マンから伝えてもらえる関係性を作って注文するのが安全だと思う。
コメント
コメントの使い方