日本の小型商用EVベンチャー「HWエレクトロ」がアメリカで上場申請!?　クルマ業界の注目ニュース3選

　ジャパンモビリティショーにも出展した軽商用EVを手掛けるベンチャー「HWエレクトロ」がアメリカで上場申請をすると発表!! さらに、同じくアメリカで行われていた全米自動車労働組合のストが終結。そのほか、クルマ業界の注目ニュースを厳選しお届け!!

※本稿は2023年11月のものです
文／角田伸幸、写真／ベストカー編集部、Adobe Stock
初出：『ベストカー』2023年12月26日号

■HWエレクトロが米ナスダックに上場を申請!!

　日本の小型商用車市場に、いち早く電気自動車を投入したHWエレクトロ。

　当欄でも過去に「エレモ」という小型EVを紹介したが、そのHWエレクトロが、米ナスダック市場に上場申請を行うと発表した。

　同社は2019年に創業したばかりだが、わずか4年で上場する体制を整えたことは驚くばかりだ。

　ジャパンモビリティショーでも、新型軽EV「パズル」を公開して勢いに乗る同社。今後がいっそう楽しみだ。

■商用車EV向けのワイヤレス充電設備発売!?

　充電ケーブルを使わずに充電ができるワイヤレス充電。

　実現はまだ先と思っていたが、変圧器を手がけるダイヘンが、2025年度にもトラックやバス向けの無線充電設備を販売すると発表した。

　仕組みだが、クルマの床下に受電用コイル、駐車場の床に送電用コイルを設け、そこにクルマを駐めて充電する。ダイヘンでは出力を高め、充電時間も短縮させるという。

　充電ケーブルは重く、衣服などを汚しやすいため、ワイヤレス充電の効果は大きい。乗用車用も普及してほしい。

次ページは : ■全米自動車労働組合のストが終結