レクサスを代表するフラッグシップクーペに待望のオープンモデルが誕生!!
2019年7月4日、英国で毎年開催されている自動車の祭典「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」でレクサス LCコンバーチブルの試作車が世界初公開。
レクサス LCは2017年に発売。5L・V8エンジンを搭載する2ドアクーペとしてレクサスブランドの頂点に君臨してきたわけだが、今回そのオープン仕様がついにベールを脱ぐとともに公の場で初めて激走!
しかも、単なる“見せ物”ではなく、なんとレクサスはこのLCコンバーチブルの市販化を発表した。本稿では取材を通じてさらなる詳細に迫った。
文:ベストカーWeb編集部
写真:LEXUS
市販決定&初披露LCコンバーチブルの詳細は?
“グッドウッド”で突如姿を現わしたLCコンバーチブルが、最近のプロトタイプではお決まりのカモフラージュが施されたボディをまとい、ヒルクライムを駆け抜けた。
しかし、走行と同時に発表されたのは、あくまで市販化される事実のみ。リリースには「車名や具体的な性能などは、後日発表する予定です」と記され、詳細はまったくわからずじまいだ。
ただ、公開されたLCコンバーチブルの試作車をよく見ると、いくつかのヒントが浮かび上がってくる。
今回、スーパーGTに参戦するニック・キャシディ選手がドライブを務め、疾走したLCコンバーチブルからは、重厚なエキゾーストノートが炸裂!
現在販売中のLCは、5L・V8エンジンを搭載する「LC500」と3.5L・V6エンジンにモーターを組みあわせたハイブリッド「LC500h」の2通りだが、LCコンバーチブルのエンジン音からは前者の可能性が高いことを伺わせた。
ただ、エンジンに関しては、市販モデルでV6・3Lターボを積むという情報もある。
レクサスを直撃!! 日本導入の可能性は?
また、カモフラージュが施されたボディの後半を覗き込むと、その形状からオープンの肝である屋根は、ソフトトップであることも明らかだ。
さて、このように輪郭が見えてきたレクサスLCコンバーチブル、いったいどこで、いつ市販されるのか?
レクサス広報部によると「市販化は間違いありませんが、発売時期・地域ともに現時点では未定です」とのこと。
ただ、別ルートから取材を進めると、2019年内の投入がないことは確実で、2020年の発売が有力。
これは、既存のLC500が2016年のデトロイトショーで世界初公開され、同年のグッドウッドに出走、そして2017年3月に日本で発売されたという流れとも一致する(LCコンバーチブルもコンセプトモデルを2019年のデトロイトに出展)。
気になる日本導入についても「未定です」(レクサス広報部)というが、明確に否定しないことからも国内導入の可能性は充分ある。
(通常、日本導入の可能性がないモデルに関しては「導入の予定はない」と回答するケースが多い)
レクサスには2014年のIS C生産終了以来、コンバーチブルモデルがないことと合わせて考えてもLC コンバーチブルの登場に期待が持てそうだ。
日本への登場は2020年、車名はレクサスLC Cと予想しておく。
現行型のLC500の価格は1302万2000円。同じV8エンジンを搭載する場合、コンバーチブル仕様の価格は1350万~1400万円程度となるだろう。
コメント
コメントの使い方