マツダが『This is Mazda Design. CAR as ART』を展開中!

マツダが『This is Mazda Design. CAR as ART』を展開中!

 マツダは東京ミッドタウンで開催されている『Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2015』に出展し、『This is Mazda Design. CAR as ART』を展開。開催期間は10月16日(金)〜25日(日)の10日間。

 クルマのデザインに並々ならぬこだわりを見せるマツダは、12年2月にデビューしたCX-5以来、新たなデザインコンセプトである〝魂動(こどう)〟デザインを採用。

 アテンザ、アクセラ、デミオ、CX-3、ロードスターも鼓動デザインを採用し、国内外から高い評価を受けている。

 参考までに記しておくと、マツダMX-5(日本名ロードスター)、マツダCX-3、マツダ2(日本名デミオ)が世界で最も権威のあるデザイン賞のひとつである『レッド・ドット・プロダクトデザイン2015』(ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンターが主催する約60年の歴史を持つ工業デザインに関するデザイン賞)を受賞、

 特にMX-5は特に優れている工業製品に贈られる〝ベスト・オブ・ザ・ベスト〟に選出されたのだ。

 話を『Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2015』に戻すと、マツダは鼓動デザインが盛り込まれた2台の最新作、CX-3とロードスターの2台を展示すると同時に、4つのアート作品を展示している。

 『Bike by KODO concept』と『Sofa byKODO concept』は今年4月にイタリア・ミラノで開催された「ミラノデザインウィーク2015」に出展し好評を博した作品で、日本では『Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2015』が初のお披露目の場として選ばれた。

 『Bike by KODO concept』と『Sofa byKODO concept』の2作品はマツダが独自にデザインしたもので、マツダデザイン部に所属する〝匠〟の発想、技術盛り込まれているワンオフモデルだ。

 それから残る2つ、『魂銅器』は玉川堂作の鎚起銅器、『白糸』は金城一国斎作の卵殻彫漆箱という、マツダのデザインテーマの〝魂動〟に共感して創作された日本の伝統工芸作品となっている。

☆『Bike by KODO concept』

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 自転車本等の美しさを追求したトラックレーサー。マツダロードスターと同じくシンプルで艶やかなフレームは、マツダの職人が1舞の鉄板からたたき出し、丁寧に成型されロードスターと同じ意匠の赤色ステッチを施した手縫いの黒革サドルを採用

→(実際に見てBCの感想)

 とにかく前後フォークの繊細なラインが美しい。細く仕上げているのだが見る角度によっては力強さ、シャープさも感じさせる。フォークをジックリ見ていると日本刀に通じる詫び寂びもある。ドロップハンドルハンドルの上部をフラットにするなど非常にこだわっているのがわかる。

 ロードスターのステッチと共通するデザインのサドルは、皮の下に入れられたスポンジの量、反発係数にまでこだわったと言うだけありデザインは非常にシンプルであるにもかかわらず高質感と人間のお尻に限りなくフィットするような優しさの両面を持っている。市販予定はないというが、実物を見ると尋常じゃない美しさに感嘆すること請け合い

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