ダイハツタフトが帰ってきた! 国土交通省の立会試験などを受け、道路運送車両法の基準に適合していると確認。2024年5月6日(月)から生産が再開される。うれしい! 生産再開を機に「タフトは買い!」だとみなさんへ伝えたい。だって、タフトは「ハマーH6」なのだから!!
文・写真:ベストカーWeb編集部/写真:ダイハツ
■別名「ハマーH6」。それが特別仕様車「Gターボ クロムベンチャー」だ!
タフトの姿をよく見てください。こんなにも四角くしていいのか? と思えるほど四角いフォルム。そして、顔。フロントにガツーン! と備わった横長で穴の空いたメッキグリル。
こ、これは……。まるでハマーH3じゃないか! 小さなハマーにしか見えない。タフトのサイズ感を鑑みると「ハマーH6」という愛称を(勝手に)付けていいのではないでしょうか!
タフトの標準モデルは下写真のようにメッキグリルがない、ツルンとしたお顔。
こちらも個性的でいいのだけど、そのフロント部にシルバーメッキグリルを装着し、シルバーの専用15インチアルミホイールを履いた特別仕様車「Gターボ クロムベンチャー」が、筆者の推しグレード。
2021年からラインナップに加わっており、「小さなハマー=ハマーH6」の雰囲気を味わえて、163万9000円からあるんです! これは放っておけませんよ。
■タフト君がいつの間にか、イケてる存在になっていたんです!
さらに、2022年にはよりタフさを演出する、ダークブラックメッキ・グリルの特別仕様車「Gターボ ダーククロム ベンチャー」も加わった。それが上の写真。15インチアルミホイールもダークブラックになり、ドアミラーはブラック。
全体的に黒のアクセントが効いて格好いいじゃないか! さらにマッチョさ感じる、こちらももちろん「ハマーH6」です! タフト君がいつの間にか、かなりイケてる存在になっていたんですよ。
実はタフト誕生の2020年にも、下写真のようにメッキ・グリルはあった。だが、当時は「スタイルパック」というオプションでそれを装着していたが、メッキ・グリルのニーズを受け、それをアレンジして登場したのが特別仕様車の「クロム ベンチャー」と「ダーククロム ベンチャー」というわけだ。
ちなみに左は永遠のライバル、スズキハスラー。販売台数でタフトはハスラーの後塵を拝しているが、タフト、生産再開後は下剋上を果たしてほしい! ……と言いつつも筆者はハスラーも好き(←八方美人ですみません)。
■タフト最大の特徴ガラスルーフまで、どこかハマーH3に似ている!
グリルデザインがハマーH3に似ているだけのことで「タフトはまるでハマーH6だ!」と先ほどから叫んでいるわけではないのです。
永遠のライバル、ハスラーより全高が50mmほど低い1630mm。このどっしりとした佇まいもハマー似じゃないか!
さらに、タフト最大の特徴といっていいガラスルーフ(正式名称「スカイフィールトップ」)。これが標準装備という部分が実にすばらしいのだけど、ハマーH3もサンルーフ付きモデルが人気で、今でも中古車では高値がついている。
ルーフに付加価値がある部分が両モデルに共通しているではないですか! そして、タフトの運転席に座り、ガラスルーフから大空を見渡せば、ハマーH3というクルマの息吹をじわりと感じることができるはずだ。きっと……。
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