スマホで簡単にユーザー車検が可能に!首都圏の運輸支局で「登録手続き申請書メーカー」運用開始

スマホで簡単にユーザー車検が可能に!首都圏の運輸支局で「登録手続き申請書メーカー」運用開始

 国土交通省は1月、車検や名義変更などの申請書をスマホで作成できる新サービス「登録手続き申請書メーカー」の利用開始を発表した。Web上で事前に情報を入力することで、窓口でスマホをかざすだけで手続きに必要な申請書が発行される。今回導入されるのは関東運輸支局管内のみだ。

 
文/Webikeプラス編集部
 

慣れない手続きでの混乱を解決! 一般ユーザー車検や名義変更で活躍みこみ

 近年は車検や名義変更といった手続きを、自分で行うバイクや自動車オーナーも多い。ところが申請用の書類や手続きは非常に複雑で、困ってしまった経験者も多いはずだ。各地の車検場もこれに応えて、Web上などで必要な書類を告知しているが、それでも利便性が高いとは言えなかった。

 国土交通省はこのような状況を鑑み、自動車関係手続きのデジタル化に向けて取り組みを行っている。その一環として開始されるのが「登録手続き申請書メーカー」の設置だ。これは車検場にて大量の申請書を手描きする従来の方式にかわり、Web上にて必要情報をフォームに事前入力することで、スマホを窓口の二次元バーコードリーダーにかざして書類を印刷する仕組み。また電子車検証を持っている場合は、車検証のICタグに格納された情報から入力をさらに省力することも可能になるという。

 

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QRコードで簡単に必要書類が発行できる新システム。一般ユーザーの手続きがぐっと楽になりそうだ。

 

 対象となるのは自動車、251cc以上のバイクに関わる各種手続きで、移転登録、登録変更(名義変更/本拠の変更)、一時抹消登録、検査証返納、車検証の再交付、予備検査、継続検査といった、一般ユーザーが行う機会の多いもの。ただし自動車に関しては軽自動車は対象外となっているため、注意が必要だ。

 このようにユーザー車検や名義変更が簡単になる嬉しい「申請書メーカー」だが、現在設置がアナウンスされているのは関東運輸支局管内の東京、神奈川、千葉、栃木、山梨のみ。運用の開始は2月から3月にかけて順次となる。各種手続きのタイミングが来ているオーナーは、ぜひ活用してみたい。

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従来は書類を現地で手書きする必要があり、時間もかかった。今回の機能更新で手続き所要時間も短縮される。

 

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導入は関東運輸支局の各地にて随時。東京では2月から、神奈川、千葉などでは3月から開始予定だ。

 

 
 
 

利用できる検査場と開始日

・茨城県:土浦自動車検査登録事務所 3月 6日(木)
・栃木県:栃木運輸支局 3月 4日(火)、佐野自動車検査登録事務所 3月 6日(木)
・埼玉県:熊谷自動車検査登録事務所 3月 4日(火)、春日部自動車検査登録事務所 3月 6日(木)、所沢自動車検査登録事務所 3月 11日(火)
・千葉県:千葉運輸支局 2月 6日(木)、野田自動車検査登録事務所 2月 13日(木)、習志野自動車検査登録事務所 2月 18日(火)、袖ヶ浦自動車検査登録事務所 2月 20日(木)
・東京都:東京運輸支局(耐震補強工事終了後速やかに)、足立自動車検査登録事務所 2月 13日(木)、練馬自動車検査登録事務所 2月 18日(火)、多摩自動車検査登録事務所 2月 20日(木)
・神奈川県:神奈川運輸支局 3月 4日(火)、相模自動車検査登録事務所 3月 6日(木)、湘南自動車検査登録事務所 3月 11日(火)
・山梨県:山梨運輸支局 3月 6日(木)

 

詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
https://news.webike.net/bikenews/445179/

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https://news.webike.net/gallery2/?gallery_id=445179&slide=1

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