■1回目の降車休憩でも消灯されていない?
中央自動車道を順調に走行するバスは最初の休憩地である恵那峡サービスエリアに到着した。ここで10分ほどの休憩となった。多くの乗客が休憩のため降車していく。筆者も降りて睡眠前に気分をリフレッシュする。
夜行バスで休憩場所に着くと睡眠途中に停車するというイメージがあるかもしれないが、実はこの路線この先にまだ停車するバス停があるため、まだ車内は消灯になっていないのだ。よって休憩場所まで起きている乗客も多く、この感じは多くの夜行バスの光景とは少し違う。
しばらくの休憩の後、恵那峡サービスエリアを出発する。間もなく最後の乗車バス停である中津川に到着する。ほぼ定刻で出発するとようやく消灯になり就寝モードだ。このあとは談合坂サービスエリアで休憩を取り、バスは首都圏へと向かう。
■定刻で新宿に到着!
ゆっくりと寝ているとバスが停まった感触で目が覚めた。どうやら最初の降車バス停に到着したようだ。この便は降車可能なバス停がいくつか設定されている。
いずれも中央自動車道の本線バスストップで八王子、日野、府中、深大寺、三鷹に立ち寄り、終点のバスタ新宿へと向かう。時計を確認すると4時23分を指しており、定刻で走行しているようだ。
その後は日野でも降車があったが、その後は降車希望の乗客はおらず通過した。一般道に下りたバスは無事バスタ新宿にほぼ定刻で到着した。5時過ぎというまだ夜の明ける前の新宿から、それぞれの目的地に向かって続々と降車していった。
■中央道も楽しいぞ!
今回は名鉄バスの新宿・名古屋線に乗車し、バスタ新宿までの乗車レポートをお届けした。名古屋から東京へ向かう場合のルートとしては、東名高速道路・新東名高速道路または、今回乗車した中央自動車道がある。ほとんどの夜行バスは東名・新東名を走るのだが、毎回同じルートでは飽きるというバスマニアの方は中央道経由に乗車してみてはいかがだろうか。
夜行便では外の景色を楽しむことはできないが、昼行便も設定されているので中央アルプス・南アルプスや八ヶ岳連峰、富士山という雄大なマウンテンビューを、また諏訪湖も眺めることが可能なので、東名ルートでは見ることのできない車窓を楽しみながらバス旅を堪能していただきたい。
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