■予約困難なミュージアム
これらのプログラムを終えてバスに戻り、ほんの少しだけ移動し、JAL SKY MUSEUMに到着する。空港のセキュリティっくと同様の検査を受けて入場する。当地は一般公開されてはいるものの、予約困難地でそう簡単に見学できるものではない。はとバスツアーの参加者は専用の予約時間が取られ、館内の見学と売店の利用ができた。
運航乗務員の制服姿で写真を撮影できるコーナーでは、前出の機長が待機しており、いっしょに記念撮影に応じてくれるサービスもあり、かなりの参加者が利用したと思われる。一通り見学して指定時刻に部屋に戻ると全員にヘルメットが貸与され、格納庫の見学時間になった。
■こんな777-300を見る機会はないかも
ミュージアムから格納庫へ入ると、眼下に広がる航空機とともに、目の前の滑走路をはじめとする空港敷地が非日常の光景だった。目の前で翼を休める期待の迫力はもちろんだが、至近距離で飛び立っていく機材を見ながら説明を聞くのだ。こんな経験はめったにできるものではない。
本日のメイン機材はボーイング777-300ERである。日本航空ではラストフライトを終え、第二の人生を送るための退役整備が行われている最中の機材だ。塗色はすべて塗りつぶされ、鶴丸マークもない。あるのは機体番号だけで、まだ日本の国籍であることを示す「JA733J」が輝いていた。
ついでにエンジンも取り外されていて、このような姿もめったにお目にかかれないので不思議な光景だ。これを見ると777のエンジンはボーイング737の胴体と同じくらいであるのがわかるし、最近の機材らしくほとんどが空気の通り道でしかないバイパス比の高いエンジンが積まれていたことも一目瞭然だ。
■全プログラムがメインディッシュ!
これで一連のプログラムは終了なのだが、機内食、航空教室、ミュージアム、格納庫と主たるコンテンツはすべてにおいてメインディッシュ級で、等しく重要なコンテンツだったことだけは間違いない事実である。
本企画は日本航空からの持ち込み企画であることもカミングアウトされ、それに応じて各手配を行ったはとバスとの見事なコラボだった。誰もが共通して感じたことは、「1日限り1回きりのツアーではもったいない!」であろう。はとバスによると、同様のツアーは今後も催行したいとしており、日本航空とのコラボがアップデートの上で再度実現することを願うばかりだ。
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