■バスファンは「旅人」一択?
さて、大宰府への道は一般的には天神から西鉄電車だ。しかし、バスファンなら大宰府ライナーバス「旅人」を使いたい。ただし天神からは西鉄電車があるので、このバスは博多駅から福岡空港国際線ターミナル経由で大宰府に向かう。
予約は不要だが、座席定員制のため満席の場合は乗車できない。休日は人気ので積み残しが発生したため、現在は増便し運行本数は平日24便・土日祝32便(それぞれ片方向の便数)もある。所要時間は博多駅から40分、福岡空港国際線ターミナルから25分だが、都市高速道路を流出した後の太宰府市内渋滞にかかれば所要時間は多少は伸びる。
車両はガーラ純正ハイデッカー、エルガやブルーリボンIIトップドアから、かつては西工B高まで入り、デザインも異なるものが複数ある。赤間営業所の赤間急行出稼ぎ便運用も少ないながらもあるので、とにかく何が来るのか楽しみな路線だ。
太宰府天満宮には本殿以外にも例えば九州最古の稲荷神社と言われる天開稲荷社等のパワースポット神社が多くあり、神札やお守り、御朱印は太宰府天満宮でまとめて受けることができる。
ちなみに稲荷神社の神様はお狐様…ではなく御祭神は宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)で食物の神様。キツネは眷属(けんぞく)という神様のお使いである。
太宰府天満宮を中心に自分のパワースポット探しの参拝後は、梅が枝餅と梅サイダーで心身を整えて旅人でバス旅を楽しんでみてはいかがだろうか。
【画像ギャラリー】西鉄が大宰府梅サイダーを発売!旅人で飲みに行こう(3枚)画像ギャラリー