■直方行き急行に乗り換え
特快のシターロGが西鉄黒崎バスセンターに入って下車したら、今度は急行に乗り換える。西鉄バス筑豊が運行する急行・直方行きはかつて、小倉から黒崎を経て筑豊地方の主要地である直方・飯塚・田川まで乗り換えなしで走っていた。
当時は標準床トップドアの大型車が多く走っていたが、現在では黒崎-直方間を中型路線車が担っている。
停車停留所は北九州市内は極端に少なく、直方市内に入るとこの急行バスと福岡からくる高速バスしか走っていない区間になるので、この両系統が地域輸送を担う。直方-福岡の高速バスはオープンドアシステムなので、直方・北九州両市内は相互利用が可能だ。
直方はかつての筑豊炭田の主要な街であり、各地から産出された石炭を若松まで運ぶ鉄道の主要なターミナルでもあった。現在は筑豊のローカル線はほとんどがその役目を終え、配線になってしまった。路線バスが代替バスとしてしばらくは走っていたが、それも旅客数の減少で完全に交通空白地帯となったところは多い。
直方駅はリニューアルされ、小さくこぢんまりとしたきれいな駅舎になった。西鉄は直方駅前に直方バスセンターを持っていて、バスターミナルとして機能していたが、老朽化のためバスターミナルとしての機能は廃止され、跡地にコンビニが設置された。
イートインスペースはバス待合室としての役割を兼ねており、直方営業所(支社)が離れているため、広い敷地はバスの折り返し場や待機場、操車場として現在でも使用されている。
鉄道をトレースするバス旅はファンの間ではよく行われるが、鉄道唱歌に沿ったバス旅というのも面白い。当時の歴史的背景を考えたり、現在では付け替えられた線路に思いをはせたりと、一味違ったバス旅が楽しめるかもしれない。
■【付録】バス占いの見方
先月から月初に掲載している「バス占い」は、あなたの十干(じっかん)で四柱推命を中心に鑑定している。1桁のラッキーナンバーとカラーも同時掲載するので、行先番号や社局番・登録番号や塗色等でラッキーなバスを見つけて、乗りバス・撮りバス・見バスの参考にしていただきたい。
・占者:本稿記者/四柱推命鑑定師 古川智規
・監修:認定四柱推命講師 長内麻子(一社・日本占道協会)
(本鑑定の有効期間は令和6年3月5日11時23分から同年4月4日16時1分まで)
占い方は、どこでも構わないので無料の四柱推命サイトで自身の生年月日を入力して命式を出す。日柱の干支のうち十干(甲乙丙丁戊…と続く10種の漢字)を覚えておこう。生涯変わらないので、来月以降も同じ十干の結果で占える。(命式の見方は詳細はギャラリーの画像を参照)
■【付録】3月のバス占い
【甲(きのえ)】新年度。目標を立てたり資格の取得などが吉。 赤・5
【乙(きのと)】暖かい日は外で楽しくアウトドアや食事を!琥珀色・7
【丙(ひのえ)】卒業旅行は仲間と海外旅行がおすすめ! 赤紫・3
【丁(ひのと)】自分の夢・らしさを感じられることを選んで! 茶色・2
【戊(つちのえ)】勉強全般良い時。外国語など海外関連が特に良し。 バイオレット・9
【己(つちのと)】いつもとは違うこと・イノベーションで開運。 ピンク・1
【庚(かのえ)】心機一転新しいことが吉。天職になることも。 緑・7
【辛(かのと)】春風と共にアクティブに!何か奇跡が起こるかも? モーブ・7
【壬(みずのえ)】ピン!ときた身近な人が答え。貯蓄始めも良し。 シルバー・6
【癸(みずのと)】大きく人脈が広がります。さらに、信用もされる時。 ローズ・2
以上が3月のバス占いだ。人生を切り開いていくのは自身で、占いが何かをしてくれるわけではなく、行動しようとするあなたの背中を押してくれるものと考えて、楽しいバスライフを満喫していただきたい。