パジェロスポーツ、マイクラ… 国産メーカーのカッコいい海外専売モデル

トヨタ ハイランダー(米国)

 「ハイランダー」は、トヨタが北米を中心に販売している3列シートのSUVで、現行モデルは2019年に発売開始した4代目。北米・インディアナ工場にて生産され、中国、豪州、ロシアなどでも販売されている。

 ガソリンモデルの3.5LのV6エンジンに加え、2.5Lの直列4気筒エンジンのハイブリッドもラインナップ。ガソリンモデルの上級グレードに、前後および後輪の左右駆動力を最適に制御する4WDシステム「ダイナミックトルクベクタリング機構」を、RAV4に続いて採用している。フロントフェイスは、RAV4に似たデザインをしており、鋭い目つきと大型のグリルが評判だ。

 全グレードで、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応可能。アマゾンのAI音声アシスト「アレクサ」も利用できる。上級グレードには、12.3インチの大型ディスプレイモニターを新設定し、さらには20インチアルミホイールを採用するなど、豪華なつくりとなっている。

 日本では若干取り回しが大変なサイズだが、それゆえに放つオーラは凄みがあり、人気が出るかもしれない。

2019年12月より販売が開始されたばかりの新型トヨタ ハイランダー。3列シートを備えるミッドサイズSUVだ

インフィニティ Q60(米国)

 日本で販売されているV37型スカイラインは、海外ではインフィニティから「Q50」として発売。「Q60」は、そのクーペ版にあたる。もし日本で出ていれば、「V37型スカイラインクーペ」と呼ばれていたモデルだ。セダンボディと異なり、流麗なルーフラインやリアフェンダーなど、日本車離れしたボディスタイリングは、いつみてもカッコいい。

 搭載されている3.0Lの V6ターボには、グレードによって2つのアウトプット値があり、”LUXE、”SPORT”には300ps、そして”RED SPORT 400”には400psを発生するチューニングが施されている。

 20インチの低扁平タイヤを装着し、4WDシステムも設定。シャープなハンドリングを実現したインフィニティダイレクトステアリングシステム(DAS)や車線逸脱制御、電子制御ショップアブソーバなどの豪華装備が満載だ。

 デュアルハイブリッド電動パワートレイン技術によって、最大出力571psまでアップした「ブラックS」なるモデルも企画されていたが、とん挫となってしまった。筆者も喉から手が出るほどに、欲しい一台だ。

ニッサン スカイラインのクーペ仕様となる「インフィニティG60」。残念なことに、日本では非設定のモデルだ

【画像ギャラリー】欲しくなる国産メーカーの海外専売車5選

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