■どっちが売れる? 販売現場の様子は?
ホンダの販売現場は、今のところ伸び続けるフリードの注文に、てんやわんやしている状態だが、祭りが終わった後にはどうなることか。フリードの好調な販売で、ライバルのシエンタを気にする様子は伺えないが、果たして1年後も祭りは続いているだろうか。
対するトヨタ販売店は、冷静に現況を見つめる。先代・先々代を含めたシエンタユーザーの流出には敏感になっているものの、話題性では不利なフリードに対して、変に勝負をしようとする気配も少ない。新型フリード登場前と同じく、淡々とシエンタを売り続けている印象だ。
シエンタが作り上げた月販1万台という壁は、人気のフリードにも高い。結論として、パワーバランスの変化は限定的と筆者は読む。よって、売れるクルマはどちらかと言えば、やっぱりシエンタになるだろう。
力関係を変えるには、フリードの売り方やPRの工夫が必要になる。正式発売以降のホンダ・フリード陣営の動きに注目だ。
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