デザインは現行同様、高級路線を狙ってくるのでは
デザインに関しては、D:X コンセプトはかなり未来的なデザインで、このまま市販されることはないだろうが、D:X コンセプトが放っていたラグジュアリーなイメージは、そのまま市販モデルに反映されると考えている。D:X コンセプトでは、ボディカラーにグランピングをイメージしたカッパーを採用してセミグロスで上質感を加え、インテリアにはインパネやシートにタンカラーの本革をレイアウトし、アルマイトグレー色の金属調パーツが配置されるなど、ラグジュアリーさが強調されていた。
現行型デリカD:5でも、マイナーチェンジ版以降はやや高級路線を狙い、上級グレードのみを残すようモデル体系を整理した。単に「オフロードも走れるミニバン」というより、「世界唯一のオールラウンダーミニバン」としての付加価値を高めることを意識しているのだろう。次期型もその路線を狙い、内外装に上質な雰囲気を纏わせた高級ミニバンという方向で開発するに違いない。
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三菱の電動化技術とファミリーカーとしてのノウハウ、そして力強さを表現するための魅力的なデザインによってさらに魅力的になると思われる次期デリカD:5。唯一無二のSUVミニバンがどんな進化を見せてくれるのか!?? 2025年と予想されている次期型の登場が、非常に楽しみだ。
【画像ギャラリー】次期デリカの姿か!?? ジャパンモビリティショー2023に出展された電動クロスオーバーコンセプト「三菱 D:X コンセプト」(9枚)画像ギャラリー
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