[RS]じゃなくても十分!?　ルノー・メガーヌ GT[コスパ]最強説

　2017年に日本に登場した現行型ルノー メガーヌ。1.6Lターボを搭載した「GT」ではパワフルなドライビングが楽しめる。2021年に惜しくもラインナップから消えてしまったが、中古であれば入手可能だ。メガーヌGTの中古車事情を調査してみた。

※本稿は2024年11月のものです
文：伊達軍曹／写真：ルノー、ベストカー編集部
初出：『ベストカー』2024年12月10日号
※中古車相場や流通台数は伊達軍曹調べ（2024年10月下旬現在）

■良質車が見つかればコスパがいい一台：メガーヌGT（現行型・2017年登場）

　現行型メガーヌに最高出力205psという程よくパワフルな1.6L直4ターボエンジンを組み合わせたスポーティグレード。

　トランスミッションは7速DCTで、シャシーにはルノー・スポールがチューンした専用スプリングやダンパー、アンチロールバーなどが装備されている。2021年8月のマイナーチェンジ時に販売終了となった。

●中古車購入ポイントは？

　中古車は全国で約10台と希少。スポーティなメガーヌが欲しい人はGTではなくR.S.を選んだということなのだろう。相場は総額140万～200万円といったところで、総額170万円前後のゾーンで充分良好なコンディションの一台が見つかるはず。

　これといった弱点もないモデルであり、元々の新車価格は350万円級であったことから考えると、総額170万円前後で良コンディションな個体が見つかった場合のコスパは高い。購入時は、トランスミッションと電装部品の状態だけはいちおう確認しておきたい。

●ルノー メガーヌGT（現行型）
・中古相場：約140万〜200万円
・新車時価格：334.0万～346.2万円
・年式：2017～2021年
・入手しやすさ：★★☆☆☆
・中古車オススメ度：★★★★☆

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