ファイナルエディション登場で「もう次はない!?」などのウワサも絶えないスズキ スイフトスポーツ。おそらく現行モデルの最後を記念するモデルという見方がよさそうだが、ともあれ悩みは今買うべきなのか!? ということ。実際どうなんでしょ!?!?!?
文:小鮒康一/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】新型スイスポこうなんの!? ファイナルエディションの内装もやばいゾ(18枚)画像ギャラリー■デビュー当初から30万円アップもまだまだバーゲンプライス!!
近年、さまざまなモデルの大型化や高額化が目立っている中で、コンパクトなボディサイズと買いやすい価格をキープし続けてくれているスイフトスポーツ。ただいよいよ現行型も終焉のときが近づいてきているようで、2024年12月に特別仕様車の「ZC33S ファイナルエディション」が発表された。
となると次期型の登場も期待されるところであるが、果たして新型を待つべきなのか、それとも熟成が進んだ現行型を買うべきなのか!?
現在販売中の4代目は、よりコーナリング性能を高めるためにワイドフェンダーを採用したことで3ナンバーサイズとなっているが、ベース車は5ナンバーサイズであり、車両重量も1トンを切る軽量ボディが特徴だ。
エンジンもそれまでのNAエンジンから排気量こそダウンサイジングされているが、ターボエンジンとなったことで103kW/230N・mという高出力かつトルクフルな特性となり、ブーストアップやタービン交換で比較的簡単にモアパワーを実現できるのも魅力的である。
また価格も216万4800円~となっており、デビュー当初から比較すると先進安全装備の装着義務化や原材料の高騰などもあって30万円ほどの値上がりとなってはいるが、まだまだバーゲン価格と言えるだろう。
【画像ギャラリー】新型スイスポこうなんの!? ファイナルエディションの内装もやばいゾ(18枚)画像ギャラリー■ファイナルエディションはスイスポの最後ではない!? 新型は来年か!?!?
一方、新型スイフトスポーツについては各メディアでさまざまな予想がなされており、すでに欧州で販売されている現行スイフトスポーツに搭載されているマイルドハイブリッド仕様のパワートレインが搭載されるとか、はたまたスイフトスポーツは現行型が最後で新型は出ないとか、情報が錯綜しているというのが正直なところ。
ただ先日発表されたファイナルエディションは、あくまで”ZC33S“と現行型の型式を冠していることから、スイフトスポーツのファイナルではなく、現行型のファイナルという見方が強い。
そしてファイナルエディションについては2025年3月から2025年11月までの期間限定生産とアナウンスされていることから、まだ1年弱はZC33S型が存在することは確定していると言っていいだろう。
そのため、急いで現行型を買い急がなくても、次期型が出るのか、出るならどんなモデルになるのかという情報が出てきてから比較検討しても十分間に合うということになる。
【画像ギャラリー】新型スイスポこうなんの!? ファイナルエディションの内装もやばいゾ(18枚)画像ギャラリー■加飾だけで16万円アップ……ならばノーマルが買い得説
しかし一点注意したいのが、現行型スイフトスポーツの標準車は2025年2月に生産を終了し、そのあとは全てがファイナルエディションになるという点だ。
ファイナルエディションは内外装に特別な加飾が与えられた特別なモデルではあるが、動力性能などにまつわる部分には変更がなく、加飾分で16万5千円の価格が上乗せとなっている。
もちろん特別な加飾であることを考えれば決して高い上乗せではないが、純粋にスイフトスポーツの走りを楽しみたいという人にとっては標準車を狙った方がさらにお買い得と言えるのは間違いない。
いずれにしてもコンパクトなホットハッチは希少となりつつあるので、もし手放すとなっても大きく値崩れすることは考えにくいため、気になっているのであれば購入を検討して損をすることはないハズだ。
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コメント
コメントの使い方4代目スイフトが発売されてから、新型スイスポを販売するにしても、時間が空きすぎと思う。
もうあきらめ気味
ライトウェイト系にHVは余計な物と思えてしまうので、現行推しでしたが
あまりにも新型スイフトを絶賛する記事や動画が多く、そっち信じるなら新型のスイスポ待った方が絶対いい事になります。
自分の中では旧FIT3っぽくなったというか、質感が変化し使い勝手も上がったけど軽快さや凝縮(真ん中に居る)感や見た目では先代に劣ると感じましたが、スイスポ化でそこが払拭されるかも。