現在の「GR」シリーズの前身で、ベースモデルより「チョイ上」という絶妙に程よいチューンが好評だった「G’s」。そのG’sの直近の中古車事情をチェックしてみよう。ここでは2012年に登場したトヨタ アルファード G’sを調査した。
※本稿は2024年11月のものです
文:伊達軍曹/写真:トヨタ、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2024年12月26日号
※中古車相場や流通量は伊達軍曹氏調べ
3.5Lの中古車を探すのは難しい状況
2代目アルファード(20系)を専用デザインの前後バンパーやグリル、レッドライン入り19インチホイールなどでドレスアップし、インテリアにはアルカンターラのスポーツシートや専用デザインのメーターなどを採用。
さらにG’s専用チューニングのサスペンションも与えられたほか、床下の剛性を上げるパーツや溶接スポット点数の追加により、ボディ剛性も強化された一台。
●中古車購入ポイントは?
中古車流通量はモデル全体で見ても約15台と少なめで、そのうちの多くは2.4L直4搭載グレード。3.5L・V6搭載のG’sを探すのはやや難しい。
全体としての相場は総額130万~230万円だが、100万円台前半の物件は走行距離がけっこう延びてしまっている場合が多い。
比較的安心して購入できるのは総額180万円以上を目安とする、余計なローダウンなどが施されていない個体。ホイール交換ぐらいならOKだが、「過剰なシャコタン物件」は避けたい。
●トヨタ アルファード G’s(2012年登場)
・中古相場:約130万〜230万円
・新車時価格:404.0万〜442.0万円
・年式:2012〜2014年
・入手しやすさ:★★☆☆☆
・中古車おススメ度:★★★☆☆





















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