クルマを運転中、減速もしくは停止をする際に、フットブレーキを複数回にわけて踏む「ポンピングブレーキ」。足踏み式のポンプのように踏んだり離したりすることでこう呼ばれ、いまも自動車教習所の教本によっては、ブレーキは複数回に分けて踏むようにとの記述があるようです。
ただ、ポンピングブレーキに関しては、「何回もブレーキを踏むことでブレーキランプがチカチカしてうざい」や「時代遅れ」といった指摘も。はたしてポンピングブレーキは、令和のいまでも必要な技術なのでしょうか。
文:吉川賢一/アイキャッチ画像:Adobe Stock_tarou230/写真:Adobe Stock、写真AC
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コメント
コメントの使い方後ろの車がグッドドライバーだと感じたら5回踏む
abs完備の現在では、ポンピングの必要な場面は少ないけれど、状況に合わせた繊細なブレーキングは永遠に必要ですよ
後続車に注意を促すと書かれているが、これは予告制動であってポンピングブレーキとは別物。ポンピングブレーキは複数回に分けてブレーキを効かせるが、予告制動ではブレーキの効かない遊びの範囲内で、ブレーキランプだけを点灯させる技術。
教習所では予告制動を教えているだけ。
ABSって実は「ポンピングブレーキを自動化」したシステム。
人間が、数回に分けてフットブレーキを踏む動作を機械的にするもので、ポンピングブレーキに慣れている人にとって、ABSは、「ブレーキ加減ができない分」、違和感しかない。
万一ABSが故障した時の保険として、ポンピングブレーキを習得しておいても、損はないです。
ポンピングブレーキはプロドライバーの証。
ヘタレは踏み込めば良いだけ。
特に高速走行中の減速にブレーキを使うのはヘタレの証。車間も取らない。エンブレも知らない輩は必ず事故る
アイスバーンの渋滞路ではABS作動は制動距離を伸ばし追突の危険!低速でも滑りやすく、頻繁なABS介入は車両を不安定にする可能性も。車間距離を十分に取り、急ブレーキ厳禁。ABSに頼らず、熟練者は状況に応じポンピングブレーキも検討。ただし、不用意な操作は危険。 早めのアクセルオフでエンジンブレーキを活用し、滑らかな操作を心がけ、ABS過信は禁物。慎重な運転こそ重要です。