クルマ好きなら一発でわかるけれど、「ちょっと詳しい」くらいではパッと車名が浮かばないというクルマも多いはず。それでも一台一台には作り手と売り手と買い手の思いが詰まっています。
さまざまな思い出が詰まったクルマに、もう一度スポットライトが当たることを願ってお送りする本企画。車名がわかった方、ぜひSNSで思い出とともに高らかに「いいクルマだった!」とシェアしていただければ幸いです。
文/ベストカーWeb編集部
写真/ホンダ
難易度/★☆☆☆☆
【写真ギャラリーで車名を当てろ】何台わかる? 往年の名車、珍車に光を当てよ!!
■正解はこちら!
●正解:ホンダ e(2020-2024)
正解は2024年7月に販売を終えた電気自動車「Honda e」。ホンダ初の軽乗用車「N360」を彷彿とさせる親しみやすい丸型ヘッドランプが象徴的です。
2020年10月に発売されたHonda eは「都市型コミューター」のコンセプトで登場した、ホンダ初の本格的な電気自動車(BEV)。
駆動方式はなんとS2000以来の後輪駆動(RWD)を採用し、最大トルク32.1kgmのリアモーターを搭載。後ろから押されるようなフィーリングを楽しめる、俊敏な加速を発揮します。
旧来的なドアミラーを備えておらず、左右に搭載されたカメラの映像をコックピット両端のモニターに映し出す「サイドカメラミラーシステム」も画期的です。
WLTCモードの航続距離は259km、バッテリー容量は約35.5kWhと、最新のEVと比べると物足りなさが感じられます。価格も451万円〜495万円と高価な印象で、大きな成果を残すことができずに4年弱で消滅。
Honda eの生産終了後もホンダからEVが完全に消滅したわけではなく、2024年10月には商用バン「N-VAN e:」の販売を開始しました。
軽自動車としては十分といえる、約29.6kWhのバッテリーを搭載しています。また、WLTCモードの航続距離は245km。発売時のリリースによれば、ホンダはN-VAN e:から日本におけるEV展開を本格化するとしています。

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