既存のプラットフォームをベースとするクロスオーバースタイルに4WD機構を搭載
もし新型パジェロミニが誕生するなら、やはりジムニーのような角張ったスタイルにLEDライトや最新安全装備を組み合わせた、レトロモダンなデザインがいいだろう。最低地上高を高め、ルーフレールやスキッドプレート等を備え、アクティブなライフスタイルに寄り添う仕様が望ましい。
プラットフォームについては、前述の理由から、軽自動車向けラダーフレームのような専用のプラットフォームを別途開発することは難しいと思われるため、現行ラインアップのプラットフォームをベースに、クロスオーバースタイルで復活、というのが現実的な姿だろう。パワートレインも、660ccターボエンジンにマイルドハイブリッドを組み合わせるのが現実的だが、三菱が得意とするプラグインハイブリッド技術を軽サイズに凝縮した「パジェロミニPHEV」というのも面白いかもしれない。
さらに4WD機構を搭載し、雪道や山道などの実用性を確保すれば、アウトドア志向のユーザーにも強く訴求できるのではないだろうか。かつてのパジェロミニほどの性能を追求することはできないかもしれないが、デリカミニよりもより本格的に軽SUVとして追求することができれば、開発コストと独自性のバランスがとれたパジェロミニを実現させることができるはずだ。
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電動化と合理化が進む軽自動車だが、ユーザーは「個性」や「趣味性」を求めている。パジェロミニは、まさにそうしたニーズに応える存在になると思われ、その復活は三菱ブランドの再生を象徴する一手となりうる。限定生産や特別仕様など、開発負担を抑えたかたちでも、十分に市場の期待に応えることができるはずだ。新型パジェロミニの登場を期待している。
【画像ギャラリー】出せば売れるはず!! 2013年に生産終了となった三菱の軽SUV「パジェロミニ」(22枚)画像ギャラリー






















コメント
コメントの使い方今の三菱に不在サイズの、横幅170~180までに納めるべき。今は、小さすぎるか大きすぎるサイズの車しかない。全長は短いものの、横幅180越えの車をコンパクトカーと呼ぶベストカーさん・・・どうも思いますか?。ストラトスはコンパクトカーか?。