夏といえばエアコン、メンテしないと寿命が短くなる
オートエアコン、マニュアルエアコンに関わらず新車から3年以内のクルマに関しては、多少酷使しても気にしなくてもいいが、延命させるためには、使い方を工夫することが必要だ。
温度は最低にセットしても、風量は最大を選ばず、一段低い風量までを使うようにしたい。これによってバッテリーやオルタネーターだけでなく、ファンの電流を制御する部分の負担も減ってエアコン関連の部品が長持ちすることにつながる。
なお、エアコンの効きが弱かったり、エアコンを作動させた時に異音や振動などを感じるようであれば、エアコンのシステムがなんらかの問題を抱えていることになる。効きが弱いなら、とりあえずクーラーガス(冷媒)を補充して様子を見る。
数カ月でクーラーガスが抜けてしまうようなら修理が必要だ。そのまま放ったからしにするのは一番タチが悪い。コンプレッサーオイルが抜けて焼き付いたり、エキスパンションバルブ(冷媒を放出して気化熱を作る)が壊れて大修理につながることもあるからだ。
以下は壊れた場所によっていくらかかるか見てほしい。もし、エアコン本体を交換しなきゃいけなくなったら車種によっても異なるが10万~30万円の出費になる。
全然、冷えないなあ、ガス補充してもすぐ生ぬるい風しか出てこないという人はすぐ修理工場に行くべし! そのうち治ることなんて一切ないので早めにいこう!
■エアコンの修理費用(工賃込み)
ガス補充/約3000~5000円
ガス漏れ修理/約2万~3万円
エアコンコンプレッサー交換/約5万~10万円
ファンモーター/約4万~5万円
エバポレーター交換/約5万~10万円
エキスパンションバルブ交換/約2万円
エアコンフィルター交換/約4000~6000円(年1回交換)
サーモスタット交換/約1万円
※価格は車種によって異なりますので目安としてください
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